特許
J-GLOBAL ID:200903060170724052

車輪用ハブユニット軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-346344
公開番号(公開出願番号):特開平10-181304
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 高寿命及び高剛性となり、かつこれを重量増加やコスト高を伴うことなく実現することができる車輪用ハブユニット軸受を得る。【解決手段】 ハブユニット軸受10は、ハブシャフト16及びホイールインロー部28を備えている。ハブシャフト16は、底肉部18が一体に形成されて全体として有底円筒形に形成されており、また、ホイールインロー部28には支持部30が一体に形成されている。ここで、底肉部18及び支持部30は、ボール38からの荷重の入力ベクトル線Pがハブシャフト16の円筒形本体部分16Aと交差する位置に設けられている。これにより、ハブシャフト16を円筒形に形成しても剛性や強度を確保することができ、互いに二律背反である高寿命や高剛性と、重量低減や低コストとを共に満足することができる。
請求項(抜粋):
車体に取り付けられる外輪と、アウタ側内輪が一体に設けられ、ディスクホイールが取り付けられるハブシャフトと、前記ハブシャフトに固定されたインナ側内輪と、前記外輪とハブシャフトとの間、及び、前記外輪とインナ側内輪との間にそれぞれ保持器によって転動自在に保持された複列のボールと、から成る車輪用ハブユニット軸受において、前記ハブシャフトを中空円筒形に形成すると共に、前記複列のボールからの荷重の入力ベクトル線が前記ハブシャフトの円筒形本体部分と交差する位置に、前記ハブシャフトの円筒形本体部分と連続する円盤状の一対のリブ部を設けた、ことを特徴とする車輪用ハブユニット軸受。

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