特許
J-GLOBAL ID:200903060170859799

光走査光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079651
公開番号(公開出願番号):特開平9-243947
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【目的】 結像レンズを構成する複数枚のシリンドリカルレンズを光学フレーム上に高精度に配置する。【構成】 シリンドリカルレンズ21はガラス製で正の屈折力を有し、シリンドリカルレンズ22はプラスチック製で負の屈折力を有している。レンズ22の下部にはレンズ21を載置するための張出部23が設けられ、張出部23の上面はレンズ21に対するレンズ接着用基準面22aとされ、下面は光学フレーム1に対する光学フレーム接着用基準面22bとされている。また、レンズ21にもレンズ21の光軸O1がレンズ22の光軸O2と合致するように精度良く加工されたレンズ用接着用基準面21aが設けられている。レンズ21のレンズ接着用基準面21aとレンズ22のレンズ接着用基準面22aを当接して接着剤を用いて接着することにより、シリンドリカルレンズ21、22間のそれぞれの光軸O1、O2のずれを生ずることがなく、貼り合わせることができる。そして、貼り合わせたレンズ21、22を光学フレーム1にレンズ22の光学フレーム接着用基準面22bを用いて接着する。
請求項(抜粋):
光源から出射したレーザー光を偏向手段に結像する結像レンズは少なくとも1組の負の屈折力を有するシリンドリカルレンズと正の屈折力を有するシリンドリカルレンズとし、前記結像レンズを通過後のレーザー光を前記偏向手段により偏向し、偏向されたレーザー光を被走査媒体上に走査する走査レンズは、少なくとも1つのプラスチックレンズから成るアナモフィックレンズとし、前記結像レンズの結像点が前記走査レンズの物点に位置するように配設した温度補償効果を有する光学系において、前記結像レンズのうちの一方のシリンドリカルレンズには光学フレーム上に配置する際の基準となる光学フレーム接着用基準面と、他方のシリンドリカルレンズと接着する際の基準となるレンズ接着用基準面を設け、前記他方のシリンドリカルレンズには前記一方のレンズと接着する際の基準となるレンズ接着用基準面を設け、予め前記両レンズ接着用基準面を基に接着した1組の前記シリンドリカルレンズを、前記光学フレームに対して前記光学フレーム接着用基準面を用いて接着したことを特徴とする光走査光学系。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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