特許
J-GLOBAL ID:200903060177641039

液圧緩衝装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-151344
公開番号(公開出願番号):特開平10-339345
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は減衰力切替え時のショックを緩和させることを課題とする。【解決手段】 液圧緩衝装置1のピストン4には、減衰力発生機構8が設けられ、ピストンロッド5にはストロークに応じて減衰力を可変させる減衰力可変機構9が設けられている。減衰力可変機構9は、小ストローク領域では弾性体47,48のばね力がピストンロッド5に付加され、中ストローク領域では、摺動体46のディスクバルブ55,57が摺動体46及びホルダ部材45の摺動と共に徐々に開くため、ストロークに対してばね力もスムーズに変化することになり、減衰力切替え時のショックが乗員に伝わることがなく、不快感を与えることが防止される。また、大ストローク領域では、ディスクバルブ55,57が大きく開いて弾性体47,48のばね力が飽和して車両のあおりを防止する。
請求項(抜粋):
液が充填されたシリンダと、該シリンダ内を上部液室と下部液室に画成しピストンロッドに入力された力に応じて摺動するピストンと、該ピストンに設けられた連通孔を該ピストンの摺動動作方向に応じて開又は閉として減衰力を発生させるバルブと、ピストン速度に応じて減衰力を変化させる減衰力可変機構とを有する液圧緩衝装置において、前記減衰力可変機構は、前記ピストンの摺動に伴う液圧の変化により前記シリンダ内を摺動する摺動体と、該摺動体の上面を下方に附勢する第1の附勢部材と、前記摺動体の下面を上方に附勢する第2の附勢部材と、前記摺動体を貫通する通路と、前記摺動体の摺動動作に連動して前記通路を開閉する開閉バルブと、よりなり、前記ピストンの動作状態が小ストロークのとき前記摺動体の通路が閉とされ、前記ピストンの動作状態が中ストロークのとき前記開閉バルブが徐々に開閉動作する構成としたことを特徴とする液圧緩衝装置。
IPC (2件):
F16F 9/50 ,  F16F 9/32
FI (2件):
F16F 9/50 ,  F16F 9/32 L

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