特許
J-GLOBAL ID:200903060186957006

密封性の優れた金属製容器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-196040
公開番号(公開出願番号):特開平5-015934
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 金属製容器中の内容物の体積膨潤、減少の大小に関係なく、この内容物の滲みや漏洩を完全に防止する巻締めチャイム部における密封性の優れた金属製容器の製造方法を提供することにある。【構成】 天地板と胴部の接合部の巻締めチャイム部にシ-ル用充填剤を用いた金属製容器において、天地板と胴部を嵌合する時から、少なくとも10秒以上前に、天板及び地板の周端にシ-リング・コンパウンドを塗布し100°C以下にて乾燥した後、巻締機にて天地板と胴部を巻締めて結合すること。若しくは天地及び地板の巻締めチャイム部周端にシ-リング・コンパウンドを塗布してから100°C以下にて乾燥した後、更に引き続き巻締機で巻締める直前に、胴部の両端周辺、もしくは天地板と胴部先端部の双方にシ-リング・コンパウンドを注入して、直ちに巻締める密封性の優れた金属製容器の製造方法にある。【効果】 特殊な加熱炉を必要とせず、従来の製造ラインで処理が可能であり、しかも、内容物による膨潤程度には関わらず密封性能には全く影響がない。
請求項(抜粋):
天地板と胴部の接合部の巻締めチャイム部にシ-ル用充填剤を用いて連続的に金属製容器を製造する工程において、天地板と胴部を巻締めする時から、少なくとも10秒以上前に、天板及び地板の周端にシ-リング・コンパウンドを塗布し100°C以下にて乾燥した後、巻締機にて天地板と胴部を巻締めて結合することを特徴とする密封性の優れた金属製容器の製造方法。
IPC (3件):
B21D 51/26 ,  B21D 51/30 ,  B65D 8/20
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-240590
  • 特公昭58-005217

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