特許
J-GLOBAL ID:200903060190446482

横葺き屋根の葺き方法および当該方法の施工に用いる長尺屋根板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉山 泰三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-030946
公開番号(公開出願番号):特開2001-220862
出願日: 2000年02月08日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 葺き作業を簡単且つ容易にする工夫を施した新規の横葺き屋根の葺き方法を提供する。【解決手段】 横長の帯状板材の上側縁個所に設けた吊下部3と、吊下部の裾縁に設けた取付片部4と、帯状板材の下側縁個所に設けた被接部1と、被接部の先端縁部に設けた引掛縁7と、吊下部および引掛縁に設けた被接部が下向きの外圧を受けたときに逃し機能を果す案内部8および案内受け部9を備えた長尺屋根板を構成し、被接部における横向き折曲げ部にシーリング材を貼付し、然るのち1枚目長尺屋根板を屋根の横向き平行線上に載せると共に当該長尺屋根板における取付片部を釘で止め、次いで2枚目の長尺屋根板の被接部を1枚目長尺屋根板の吊下部の上方に位置させ、この位置において被接部に下向きの外圧を加えることにより当該2枚目長尺屋根板における引掛縁を1枚目長尺屋根板における吊下部に引掛ける。
請求項(抜粋):
横長の帯状板材の上側縁個所に設けたLの字を逆さにした形状を呈する先端が内方に向く吊下部と、吊下部の裾に外向きとして設けた取付片部と、同帯状板材の下側縁個所に設けたLの字を逆さにした形状を呈する先端が外方に向く被接部と、被接部の先端縁部を内側にVの字もしくはUの字に折返して設けた引掛縁と、吊下部の先端縁および引掛縁の先端縁に設けた、被接部が下向きの外圧を受けたときに案内機能を果して引掛縁を非引掛り位置に一時的に逃がす案内部および案内受け部とを備えた多数枚の長尺屋根板を構成し、これ等各長尺屋根板の被接部における横向き折曲げ部の内側面にシーリング材を貼付もしくは塗布して設け、然るのち1枚目の長尺屋根板を屋根の横向き平行線上に吊下部が上側となる状態として載せると共に当該長尺屋根板における取付片部を釘等で打ち止め、次いで2枚目の長尺屋根板の被接部を上記1枚目長尺屋根板の吊下部の上方に位置させ、この位置において下向きの外圧を加えることにより当該2枚目長尺屋根板における引掛縁を1枚目長尺屋根板における吊下部の先端縁に引掛けると共に当該2枚目長尺屋根板における取付片部を釘等により打ち止めることによって1枚目の長尺屋根板に対して2枚目長尺屋根板を連結し、更に3枚目以降の長尺屋根板の連結作業を、上記1枚目の長尺屋根板に対する2枚目長尺屋根板の連結と同様の作業を行なって葺き作業を完了することを特徴とする横葺き屋根の葺き方法。
IPC (2件):
E04D 3/362 ,  E04D 3/30
FI (2件):
E04D 3/362 G ,  E04D 3/30 M
Fターム (9件):
2E108AS03 ,  2E108AZ01 ,  2E108BB04 ,  2E108BN02 ,  2E108DD01 ,  2E108DD04 ,  2E108DD18 ,  2E108ER14 ,  2E108GG15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-073944
  • 特開昭60-073944

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