特許
J-GLOBAL ID:200903060191495940

油劣化診断装置、及びこれを備えている油循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320083
公開番号(公開出願番号):特開平7-174685
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 油の劣化度を正確に診断する。【構成】 潤滑油中に振動子10を設け、これを自励発振回路21で振動させる。潤滑油の温度を温度センサ1で測定する。温度センサ1で測定された温度が70°Cになったか否かを診断油温判断用比較器36で判断し、潤滑油が診断温度になったと判断されたときに、振動子10の振動周波数が予め定めた寿命周波数になったか否かにより、潤滑油が寿命に至ったか否かを寿命判断用比較器39aで判断する。【効果】 潤滑油は、70°Cになると銘柄にほとんど関係なく一定の粘度を有するようになるので、粘度の変化による影響を排除でき、正確な不溶解成分量を把握でき、結果として正確に劣化度を診断できる。
請求項(抜粋):
機器の潤滑油や制御油等として用いられる油の劣化度を診断する油劣化診断装置において、前記油中の設けられる振動子と、前記振動子を自励振動させる駆動手段と、前記油の温度を測定する温度測定子と、前記温度測定子により測定された温度が予め定めた診断温度になったか否かを判断する診断温度判断手段と、前記振動子の振動状態を把握する振動状態把握手段と、前記診断温度判断手段により前記油が前記診断温度になったと判断されたときに、前記振動子の振動状態が予め定めた劣化振動状態になったか否かにより、前記油の劣化度を診断する劣化度診断手段と、を備えていることを特徴とする油劣化診断装置。
IPC (2件):
G01N 11/16 ,  G01N 33/30

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