特許
J-GLOBAL ID:200903060203660608

熱硬化性オキセタン組成物およびその硬化方法ならびに該方法により得られる硬化物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121941
公開番号(公開出願番号):特開平11-315181
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、機械的性質、電気的性質、接着性、耐熱性、耐湿性、耐薬品性などに優れ、塗料、コーティング剤、接着剤、電気絶縁材料、半導体封止材料、土木建築材料などの用途分野に、エポキシ樹脂の代替品として有用な新規な硬化物製造用の熱硬化性オキセタン組成物、該組成物の硬化方法、およびその方法によって得られる新規な硬化物を提供する。【解決手段】 本発明は、反復構造単位の側鎖に1個のオキセタン環を有する重合体と、1〜3官能性酸無水物および遊離酸酸無水物から選ばれる酸無水物と、場合によりさらに第四オニウム塩とからなる熱硬化性オキセタン組成物、該組成物を無溶媒状態下では重合体の融点または酸無水物の融点のいずれか低い方の温度以上、300°C以下の温度で、また、反応溶媒中では50〜300°Cの温度で、付加反応および縮合反応を同時、かつ繰り返し行わしめて得られる三次元網目構造を有する新規な硬化物、および、その製造方法に関する。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)【化1】(式中、R1 は、水素原子またはメチル基を示し、R2 は、水素原子または1〜6個の炭素原子を有するアルキル基を示す)で表わされる反復構造単位からなる重合体(A)の少なくとも1種と、下記一般式(II)【化2】(式中、mは1〜3の整数であり、R3 は、該m値1、2または3に対応して、それぞれ、原子価2、4または6をとり得る、場合により置換された炭化水素基を示す)で表わされる官能性酸無水物、および、分子中にカルボキシル基と酸無水物基とをそれぞれ1個以上有する遊離酸酸無水物からなる群から選ばれる化合物(B)の少なくとも1種とからなる熱硬化性オキセタン組成物。
IPC (4件):
C08L 33/14 ,  C08J 3/24 CEY ,  C08K 5/15 ,  C08K 5/50
FI (4件):
C08L 33/14 ,  C08J 3/24 CEY Z ,  C08K 5/15 ,  C08K 5/50
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 熱硬化性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-030373   出願人:関西ペイント株式会社

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