特許
J-GLOBAL ID:200903060209105355

光学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-106730
公開番号(公開出願番号):特開2003-302502
出願日: 2002年04月09日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】エレクトロウェッティング効果を利用した光学素子の偏心を防止する。【解決手段】導電性を有する第1の液体221と、第1の液体221と互いに混合することのない第2の液体222を光学素子本体として容器205内に密封し、第1の液体221と導通する第1の電極225と、容器205の一端側の端面に沿って絶縁部材204を介して配置された第2の電極203間への印加電圧の変化に応じて第1の液体221と第2の液体222との界面形状が変化することで光学特性が変化するエレクトロウェッティング効果を利用した光学素子において、絶縁部材204の第2の電極203の当接面には、光軸中心部が最も厚く、径方向外方に向かうに従って厚みを段階的に薄くした同心円状の複数の段部を形成した。
請求項(抜粋):
導電性又は有極性を有する第1の液体、及び該第1の液体と互いに混合することのない第2の液体を光学素子本体として密封収容する容器と、前記第1の液体と導通する第1の電極と、前記容器の一端側で、光軸と直交する平面に沿って絶縁部材を介して配置された第2の電極とを有し、前記第1の電極と前記第2の電極間への印加電圧の変化に応じて前記第1の液体と前記第2の液体との界面形状が変化することで光学特性が変化する光学素子において、前記容器の該一端側内面と前記第2の電極間のギャップを不連続に変化させたことを特徴とする光学素子。

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