特許
J-GLOBAL ID:200903060209400489
超電導部材冷却装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232566
公開番号(公開出願番号):特開平10-054637
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 高温超電導部材を液体窒素により浸漬冷却する装置において、高価でかつ操作が煩雑な低温真空封止部を要することなく、冷却用容器として大気に実質的に開放された一般的な汎用クライオスタットを用いて、従来よりも低温に冷却し得るようにするとともに、作動時における気泡の発生を防止する。【解決手段】 請求項1:大気に実質的に開放された冷却用容器内に、大気圧で過冷却状態の冷却用液体窒素を導入し、かつその冷却用液体窒素の液面上に空間を残して、その空間を大気圧の窒素ガスで満たした状態とし、冷却用容器内の液体窒素中に超電導部材を浸漬させるようにした。 請求項2:冷却用容器内の大気圧過飽和状態の液体窒素の液面下に断熱部材を設けた。 請求項3:冷却用容器の液面上の空間に積極的に大気圧の低温窒素ガスを導入することとした。
請求項(抜粋):
超電導部材を収容してその超電導部材を冷却するための大気に実質的に開放された冷却用容器と;減圧手段によって内部が減圧される減圧用容器と;前記減圧用容器の内部に配設された熱交換器と;前記減圧用容器に熱交換用液体窒素を供給するための熱交換用液体窒素供給手段と;前記熱交換器に大気圧の冷却用液体窒素を供給するための冷却用液体窒素供給手段と;前記熱交換器を通過した大気圧で過冷却状態の冷却用液体窒素を前記冷却用容器に移送するための移送手段;とを有してなり、液面上に空間を残すように前記移送手段によって前記冷却用容器内に供給された大気圧で過冷却状態の冷却用液体窒素中に前記超電導部材を浸漬させるようにしたことを特徴とする超電導部材冷却装置。
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