特許
J-GLOBAL ID:200903060210645800

テレビジョン信号の輝度・色信号分離回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129993
公開番号(公開出願番号):特開平8-331587
出願日: 1995年05月29日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【構成】輝度信号と搬送色信号間のクロストークを複数種類の測定フィルタで検出し、これらの検出結果に応じて三種類のYC分離フィルタであるフィールド櫛型5,ライン櫛型6,水平BPF7の混合比率を適応的に制御して、搬送色信号成分を抽出する。また、EDTV-II方式では、分離した輝度信号成分より水平解像度補強信号の抽出,フィールド櫛型フィルタ5による垂直解像度補強信号VH,VTの分離抽出を行う。【効果】従来の三次元YC分離方式に較べ、動画像でのクロスカラー,クロスルミナンス,ドット妨害が少なく、また、フレーム残像による解像度劣化が少なく、画質劣化の極めて少ない分離処理を実現することができる。
請求項(抜粋):
複合カラーテレビジョン信号の輝度信号と搬送色信号とを分離する分離回路であって、上記複合カラーテレビジョン信号の特定走査線の信号が映像信号の場合はNTSC方式,識別制御信号の場合はEDTV-II方式と判別する方式判別を行う手段と、フィールド櫛型フィルタとライン櫛型フィルタと水平BPFとの三種類のYC分離フィルタの混合比率を適応的に変化させて搬送色信号を分離抽出する手段と、フィールド間時空間斜め櫛型フィルタとフィールド内垂直櫛型フィルタのクロストーク測定フィルタで時間・垂直周波数領域でのクロストーク成分を検出する手段とを有し、上記検出するクロストーク成分の形態に応じて、上記YC分離フィルタの混合比率を適応的に設定し、NTSC方式の信号に対しては輝度信号と搬送色信号との分離,EDTV-II方式の信号に対しては輝度信号と搬送色信号と水平解像度補強信号との分離を行うことを特徴とするテレビジョン信号の輝度・色信号分離回路。

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