特許
J-GLOBAL ID:200903060219648241

ディジタル電子カメラを用いた事故監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-269254
公開番号(公開出願番号):特開平6-096384
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 DESCを用いた事故監視システムの事故解析を精密に行えるようにしたもので、二眼式光学系から二枚の画像を撮影し、三角測量方式により急ブレーキ状態を示す信号等が入力した時点の前後の時間経過に伴う画像,車速,時刻だけでなく、車の走行軌道,相対速度および加速度も求めることができるようにしたDESCを用いた事故監視システムを提供する。【構成】 二眼式のディジタル電子カメラ21は車24の座席の天井部24aに設置され、運転時、常時前方の状況を撮影している。撮影した像は2つのメモリカードに記録され、メモリ容量が一杯になった後は、順次最も古いデータが最新のデータでオーバライトされていく。運転中に急ブレーキが踏まれると、急ブレーキ状態センサ20より緊急信号が送られ、急ブレーキ発生位置が画像に記録されるとともにその位置から一定駒数撮影されて記録動作が停止する。三角測量法より2枚の画像から相対速度,加速度,車の軌跡を求めることができる。
請求項(抜粋):
ディジタル電子カメラを車に搭載して事故を監視するシステムであって、緊急状態を検出するためのセンサと、前記センサの緊急状態を示す信号を波形整形して緊急信号を出力する信号検出回路と、車の速度を検出する車速検知回路と、距離を計測する三角測量方式の二眼式光学系,一定間隔で連続撮影し、撮影した画像を順次記録し、記録容量が一杯になつたときには、最も古い画像の上に最新の画像をオーバーライトする記録部を有し、前記連続撮影とともに前記車速度検知回路からの信号により前記連続撮影時の車速度を記録し、前記信号検出回路が緊急信号を出力したとき、前記緊急状態発生時点を前記記録部に記録し、その緊急状態発生時点から所定枚数を撮影した後に撮影を停止するように制御する制御部ならびに前記三角測量による距離情報を含んだ記録画像データから車の走行軌道,相対速度および加速度を算出するために、前記二眼式光学系の各レンズの光学軸のセンタを示すメモリ内のアドレスを定め、このアドレスに対応するCRT上に指示マークを表示するためのデータを前記記録部に撮影時に書き込む指示マーク表示書込手段を有するディジタル電子カメラ部と、から構成されたことを特徴とするディジタル電子カメラを用いた事故監視システム。
IPC (4件):
G08G 1/04 ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/62 415 ,  H04N 7/18

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