特許
J-GLOBAL ID:200903060226851095

EL素子封止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-070539
公開番号(公開出願番号):特開2001-284043
出願日: 2001年03月13日
公開日(公表日): 2001年10月12日
要約:
【要約】【課題】 外部の水分と酸素を効果的に防いで、発光素子品質が劣化して、性能が下がるのを防止するEL素子封止方法の提供。【解決手段】 水分・酸素濃度が制御された環境で、まず先にEL素子を有するガラス基板と、対応するガラス蓋板を提供して、蓋板上で基板上の各発光素子に対応する外周位置に縁接着剤を塗布して、発光素子外周の回路を有さない側面に予め開口を設ける。その後、蓋板と基板を合わせて縁接着剤を固化して、基板に対してカットを進めて、各発光素子を分けて、それぞれの封止素子を形成し、つづいて、封止素子を真空槽中に設置して吸気し、真空槽内の圧力が設定値に達した時に、封止素子を真空槽底部の接着剤槽に入れて、封止素子の開口と封止材料を接触させる。真空槽内の圧力を高めて、封止材料を封止素子内外の圧力差により中空部を充満してから、中空内の封止材料を固化して、発光素子の封止を完成するEL素子封止方法。
請求項(抜粋):
水分・酸素制御環境中で、ガラス基板とガラス蓋板を設けて、前記ガラス蓋板と前記ガラス基板を相対応させて、前記ガラス基板が複数個のEL素子を有するようにし、前記水分・酸素制御環境中で、前記ガラス蓋板上の複数個の外周位置にそれぞれ縁接着剤を塗布して、前記外周位置と前記EL素子をそれぞれ対応させて、各前記縁接着剤にそれぞれ開口を設けて、前記水分・酸素制御環境中で、前記縁接着剤を前記ガラス蓋板と前記ガラス基板間に設けて、前記ガラス蓋板と前記ガラス基板を合わせて、前記EL素子を前記ガラス蓋板と前記ガラス基板間に設けて、前記水分・酸素制御環境中で、前記縁接着剤を固化させて、前記水分・酸素制御環境中で、前記EL素子の分布により、前記ガラス蓋板と前記ガラス基板に対してカットを行い、前記カットにより、各前記EL素子を分けて、各自独立した複数個の封止素子を形成して、各前記封止素子は、素子ガラス基板・前記EL素子中の一つ・前記縁接着剤の一つ・素子ガラス蓋板を含み、前記素子ガラス蓋板と前記素子ガラス基板と、前記縁接着剤の一つにより中空部を構成して、真空槽を配設して、前記真空槽の底部に接着剤槽を配置して、前記接着剤槽内に封止材料を設けて、前記封止素子を前記真空槽に設置して、各前記封止素子の前記開口を前記接着剤槽に向けて、前記封止素子と前記封止材料を接触させずに、前記真空槽に対して真空吸気を行い、前記封止素子と前記封止材料に対して真空脱気を行い、前記真空槽が設定された真空度を達成した時、前記封止素子を前記接着剤槽に入れて、各前記封止素子の前記開口と前記封止材料を接触させて接着剤注入を行い、前記真空槽の圧力を設定した圧力まで上昇して、前記封止材料をそれぞれ各前記封止素子の前記開口から注入し、前記中空部を充満して、素子封止材料を形成して前記EL素子を完全にカバーして、そして、各前記素子の封止材料を固化する、ことを特徴とするEL素子封止方法。
IPC (3件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14
FI (3件):
H05B 33/04 ,  H05B 33/10 ,  H05B 33/14 A
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平1-231292
  • 有機EL素子の封止方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-017907   出願人:出光興産株式会社
  • 電場発光素子とその封止方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-302571   出願人:富士電機株式会社
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