特許
J-GLOBAL ID:200903060228705878

ガソリンの性状分析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 千賀志 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288952
公開番号(公開出願番号):特開平8-129005
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 ガソリン中に含まれている特定成分を正確に定量すると同時に、前記性状を簡便な手段を用いて高精度かつ高速に分析することを可能にする方法及び装置を提供する。【構成】 分離溶出プロセスと、補正演算プロセスとからなり、分離溶出プロセスでは、分離溶出(ステップS1)、ピーク面積と保持時間の導出(ステップS2)、保持時間の変更(ステップS3)、各成分の同定(ステップS4)、前記ピーク面積から含有割合を既に知ることができる成分についての該含有割合の演算(ステップS5)を行い、補正演算プロセスでは、含有割合が未知の複数の特定成分のうち所定成分の該含有割合の演算(ステップS6,7)、ガソリンの性状値の演算(ステップS8)を行う。
請求項(抜粋):
分離溶出プロセスと、補正演算プロセスとからなるガソリンの性状分析方法であって、分離溶出プロセスにおいて、ガスクロマトグラフを用いて、測定すべき試料中に含まれる各成分を分離溶出させ(ステップS1)、前記ガスクロマトグラフの出力から得られるクロマトグラムの各ピーク面積を求め(ステップS2)、前記クロマトグラムの一部もしくは全部の保持時間をクロマトグラムのピークが描かれる開始点に変更し(ステップS3)、前記の変更した保持時間、又は変更した保持時間及び変更していない保持時間に基づき前記各成分を同定し(ステップS4)、前記ピーク面積から含有割合を既に知ることができる成分につき、該含有割合を予め求め(ステップS5)、補正演算プロセスにおいて、含有割合が未知の複数の特定成分のうち所定成分の該含有割合を、含有割合が既知の他の成分の含有割合との関係から求め(ステップS6,7)、前記同定結果及び前記予め求めた含有割合並びに、前記他の成分との関係から得られた含有割合からガソリンの性状値を求める(ステップS8)、ことを特徴とするガソリンの性状分析方法。
IPC (2件):
G01N 30/86 ,  G01N 30/88

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