特許
J-GLOBAL ID:200903060230333597

筒内噴射式エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-249073
公開番号(公開出願番号):特開平10-077847
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、インジェクタを最適な取付角度に取付け得て、ピストン頂面に突出体を設けることなく混合気をキャビティ内にトラップでき、圧縮行程の早期における燃料噴射を可能とし得て、混合気を均一化し得て、また、インジェクタの取付けスペースを確保し得て、バルブ開口面積を犠牲にすることなくインジェクタの取付角度を自由に設定でき、動弁系を大幅に変更することなくインジェクタを立てて取付け得て、動弁系の部品を現行の非筒内噴射式エンジンと共通化することにある。【構成】 このため、この発明は、燃焼室に直接的に燃料を噴射するインジェクタを取付けて設けた筒内噴射式エンジンにおいて、ピストンのストロークをSとし、シリンダのボア径をBとした場合に、シリンダ軸線に対するインジェクタの取付角度θが、Tan-1(B/S)>θ>Tan-1(B/2S)の関係を満足するようにインジェクタを取付けて設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
シリンダブロックのシリンダに内蔵したピストンのピストン頂面と前記シリンダブロックに載置されたシリンダヘッドのペントルーフ形のヘッド側窪面との間に燃焼室を形成して設け、前記シリンダのシリンダ軸線を挟んで前記ペントルーフ形のヘッド側窪面の一側に吸気口を開口して設けるとともに他側に排気口を開口して設け、これら吸気口及び排気口を開閉する吸気弁及び排気弁を設け、前記シリンダ軸線を挟んで前記ペントルーフ形のヘッド側窪面の一側に前記燃焼室に直接的に燃料を噴射するインジェクタを取付けて設けた筒内噴射式エンジンにおいて、前記ピストンのストロークをSとし、前記シリンダのボア径をBとした場合に、前記シリンダ軸線に対する前記インジェクタの取付角度θが、Tan-1(B/S)>θ>Tan-1(B/2S)の関係を満足するように前記シリンダヘッドに前記インジェクタを取付けて設けたことを特徴とする筒内噴射式エンジン。
IPC (2件):
F02B 23/10 ,  F02M 61/14 310
FI (2件):
F02B 23/10 D ,  F02M 61/14 310 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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