特許
J-GLOBAL ID:200903060247362450
積層不織布及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309379
公開番号(公開出願番号):特開平6-136654
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 見かけ密度が低く、感触の柔らかい積層不織布及びその製造方法を提供する。【構成】 この積層不織布は、短繊維不織布層1と長繊維不織布層2とが積層接合されてなる。層1は、繊度1〜5デニールの短繊維が集積されてなり、目付が5〜50g/m2である。層2は、繊度1〜5デニールの長繊維が集積されてなり、目付5〜50g/m2である。層2には、間隔を置いて配置された融着区域3が存在する。区域3は、長繊維相互間が融着することによって形成されている。区域3の厚みは、その他の区域の厚みよりも薄くなっている。区域3外の区域は、長繊維相互間が融着されていない非融着区域4となっている。非融着区域4に存在する長繊維は、自由に運動しうるので、層1に存在する短繊維と交絡しており、この交絡によって層1及び2が接合しているのである。
請求項(抜粋):
繊度1〜5デニールの短繊維が集積されてなる目付5〜50g/m2の短繊維不織布層と、繊度1〜5デニールの長繊維が集積されてなる目付5〜50g/m2の長繊維不織布層とが積層されてなる積層不織布であって、該長繊維不織布層は間隔を置いて配置された融着区域を持ち、且つ、該融着区域においては、長繊維相互間が融着されると共に該長繊維不織布層の厚みが減少しており、一方該融着区域外の非融着区域においては長繊維相互間が融着されておらず、該非融着区域に存在する長繊維は、該短繊維不織布層中の短繊維と交絡していることを特徴とする積層不織布。
IPC (3件):
D04H 1/62
, A61F 13/15
, D04H 1/48
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