特許
J-GLOBAL ID:200903060251334496

免疫アジュバントとして少ラメラ脂質小胞を含むワクチン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-522336
公開番号(公開出願番号):特表平10-500662
出願日: 1995年01月11日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】本発明は、好ましくはインフルエンザに対する免疫を付与するアジュバント化ワクチン、及びアジュバント化ワクチンの製造方法を特徴とし、ここに、このアジュバントは、脂質小胞であり、好ましくは、非リン脂質少ラメラ脂質小胞である。このアジュバントの中央空隙内に抗原を封入することができ、或はこのアジュバントと溶液にて混合することができる。その上、このアジュバントは第2のアジュバントを運んで、更に、免疫応答を改善することができる。
請求項(抜粋):
哺乳動物において、イン・ビボで、インフルエンザに対する抗原応答を生成するためのワクチンであって、該ワクチンは、 抗原的に有効量のインフルエンザ抗原及びアジュバントを含み、該アジュバントは、非リン脂質物質を一次壁形成成分として有する少ラメラ脂質小胞を含み、ここに、該少ラメラ脂質小胞は不定形の中央空隙を囲む2〜10の二重層を有し、そして 該非リン脂質物質を、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エーテル、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ポリオキシエチレングリセリルモノ及びジエステル、グリセリルモノ及びジステアレート、シュークロースジステアレート、プロピレングリコールステアレート、長鎖アシルヘキソサミド、長鎖アシルアミノ酸アミド、長鎖アシルアミド、グリセリルモノ及びジエステル、ジメチルアシルアミン、C12〜C20脂肪アルコール、C12〜C20グリコールモノエステルC12〜C20脂肪酸、並びに該非リン脂質物質の混合物よりなる群から選択する、上記のワクチン。
IPC (3件):
A61K 39/145 ADY ,  A61K 9/127 ,  A61K 39/00
FI (3件):
A61K 39/145 ADY ,  A61K 9/127 L ,  A61K 39/00 G
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平4-500203
審査官引用 (1件)
  • 特表平4-500203

前のページに戻る