特許
J-GLOBAL ID:200903060253387821

隣接チャネル漏洩電力測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-139015
公開番号(公開出願番号):特開平6-326672
出願日: 1993年05月17日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 TDM通信に用いられるバースト信号について、隣接チャネルの漏洩電力を正確に測定する。【構成】 信号処理部2は、端子1から入力されたバースト信号の中から、各チャネルの周波数帯域に含まれる信号成分を選択して、ディジタルデータに変換してメモリ5へ出力する。周波数切換手段3は、上記周波数帯域を各チャネルに対応させて所定時間間隔で順次切り換える。データ書き込み手段6は、周波数帯域の切換に応動させて、上記ディジタルデータをチャネル毎にメモリ5に記憶させる。データ読出し手段7は、メモリ5からデータを読出して、バースト信号のタイミングを特定するとともに、このタイミングに基づいて、チャネル毎に必要なデータを読出す。電力演算手段4は、このデータから各チャネルの電力を演算して、隣接チャネルの漏洩電力を求める。
請求項(抜粋):
主チャネル信号を含むオン領域と含まないオフ領域とを所定時間間隔で繰り返すバースト信号を受けて、該バースト信号の中から、主チャネル及びこれに隣接する複数の隣接チャネルの各チャネルについて、それぞれのチャネルの周波数帯域に含まれる信号成分をそれぞれ選択するとともに、ディジタルデータに変換して出力する信号処理部(2)と、それぞれの前記信号成分を選択するために、該信号処理部の周波数帯域を前記各チャネルに対応させて所定の時間間隔で切り換える周波数切換手段(3)と、前記信号処理部から出力された前記各チャネルのディジタルデータを受けて、それぞれのチャネルの電力を演算する電力演算手段(4)とを備え、前記主チャネル信号の隣接チャネルへの漏洩電力を測定する隣接チャネル漏洩電力測定装置であって、前記信号処理部と前記電力演算手段との間に設けられ、前記信号処理部から出力されたディジタルデータを記憶するメモリ(5)と、前記信号処理部の前記周波数帯域の切換に応動させて、前記各チャネルに対応して予め割り振ってある該メモリの各メモリ領域に、前記ディジタルデータを順次記憶させるデータ書き込み手段(6)と、前記各メモリ領域の中の前記主チャネルに対応するメモリ領域からディジタルデータを読出して、前記バースト信号のオン領域を示すバーストタイミングをメモリ番地の情報として検出するとともに、該バーストタイミングのメモリ番地の情報に基づいて、前記各チャネルの周波数帯域に含まれる信号成分であって、かつ前記バースト信号のオン領域の所定の範囲に含まれるディジタルデータを前記各メモリ領域からそれぞれ読出して前記電力演算手段に出力するデータ読出し手段(7)とを備えたことを特徴とする隣接チャネル漏洩電力測定装置。
IPC (3件):
H04B 17/00 ,  H04B 7/26 ,  H04Q 7/04

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