特許
J-GLOBAL ID:200903060255847269

固体電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-227983
公開番号(公開出願番号):特開平5-067473
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 電池の性能及び信頼性に優れ、かつ一体焼成により容易に製造することができる固体電解質型燃料電池を提供する。【構成】 ジルコニア系酸素イオン導伝性材料よりなる電解質膜3と、該電解質膜3の一方の面に配置されたアノード極1と、該他方の面に配置されたカソード極5とを備える固体電解質型燃料電池において、該電解質膜3の両面に酸化セリウム系酸素イオン導伝性材料よりなる薄膜2,4を形成する。【効果】 アノード極(燃料極)1側のCeO2 系薄膜2は、還元されるが、電極反応に対する触媒性能及び電子導伝性が期待できる。この結果、燃料極側の分極を低減することが可能になる。一方、カソード(空気極)側5では空気極材料成分と電解質膜3のYSZ,CSZ等のジルコニア系電解質材料との接触を防ぎ、それらの成分間の反応を封じることで、セルを1200°C以上の高温に晒すことが可能となる。このため、五層膜一体焼成をし易くなり、セルの製造工程を簡素化できる。
請求項(抜粋):
ジルコニア系酸素イオン導伝性材料よりなる電解質膜と、該電解質膜の一方の面に配置されたアノード極と、該他方の面に配置されたカソード極とを備える固体電解質型燃料電池において、該電解質膜の両面に酸化セリウム系酸素イオン導伝性材料よりなる薄膜を形成したことを特徴とする固体電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/12 ,  H01M 8/02

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