特許
J-GLOBAL ID:200903060260586449

二重シール隔壁を備えた自己シール式流体接続

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310425
公開番号(公開出願番号):特開平9-174876
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【目的】インク・カートリッジをプリンタに着脱する際に、インク漏れやインク流路への気泡の侵入を防止する。【構成・作用】カートリッジ20をプリンタに挿入する以前には、その流体出口28の先端にある弾性体製の隔壁104のスリット110にはボール102が押しつけられており、流体出口は液密になっている。また、プリンタ側の流体入口42内のインクが通る中空針162の先端部にある孔168は摺動襟部170の上部によってふさがれており、プリンタ側のインク流路も液密になっている。カートリッジを更に挿入すると、流体出口の先端が摺動襟部の上面を下に押すため、襟部は下に下がり、中空針が隔壁のスリットを貫通する。これにより、ボールが押し上げられて、中空針の先端部の孔を介して、カートリッジ内のインクがプリンタ側に流体的に連結される。
請求項(抜粋):
インクが入っている着脱できるインク供給部とインク供給部を挿入できるインクジェット・プリンタとの間に流体接続を形成するシステムであって、前記インクジェット・プリンタはインクをインクジェット・プリントヘッドに供給する延長管169を備えているシステムにおいて、前記インクジェット・プリンタに取り付けられた流体入口であって、前記流体入口はベース及び頂部を有する中空針であって、前記中空針のベースは前記延長管と流体連絡しており、前記中空針は前記頂部の近くに孔を形成している中空針、及び前記中空針を囲む摺動襟部であって、前記摺動襟部は上面及び前記中空針と接触する内面を有し、前記内面が前記孔をシールし且つ前記上面が前記中空針の前記頂部に隣接する第1の位置から前記孔が露出する第2の位置まで移動できる摺動襟部、を備えている流体入口、及び前記インク供給部に取り付けられ、前記インク供給部を前記インクジェット・プリンタに挿入したとき前記流体入口に係合する流体出口であって、前記流体出口は前記インクと流体連絡している第1の端を有する中空ハウジング、前記中空ハウジングの第2の端をシールするように設置されている隔壁、及び前記中空ハウジング内部に設置されているシール部材であって、前記シール部材は前記シール部材が前記隔壁に対してシールする第1の位置と前記インクが前記シール部材を通って前記隔壁まで流れることができる第2の位置との間を移動できるシール部材、を備えている流体出口、を備え、前記インク供給部を前記インクジェット・プリンタに挿入するにつれて前記中空ハウジングはシール用の摺動襟部を前記第1の位置から前記第2の位置まで移動させて前記孔を露出させ、前記中空針が前記隔壁を刺して前記シール用部材を前記第1の位置から前記第2の位置まで移動させて前記インクを前記中空ハウジングから前記孔に流すことができるシステム。
IPC (2件):
B41J 2/175 ,  B41J 2/05
FI (2件):
B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 103 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-029640
  • 特開昭59-204562

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