特許
J-GLOBAL ID:200903060270029670

光学活性カルボン酸類の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017250
公開番号(公開出願番号):特開平9-208514
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【解決手段】 光学活性な4,5-ジフェニル-2-イミダゾリジノン誘導体(1)にR3CHO(R3 は有機基)を反応させてα,β-不飽和アシル体とし、次いで有機基R4 を有する有機試薬を用いたマイケル付加又はマイケル型付加反応により当該α,β-不飽和アシル体をジアステレオマー(2)とし、これを加水分解する光学活性カルボン酸類(3)の製造法。【化1】〔R1 はアルキル基、R2 はジアルコキシホスホリル基又はハロゲン原子、R3及びR4 は相異なる有機基、*は不斉炭素の位置を示す〕【効果】 光学活性カルボン酸類を選択的かつ高収率で製造することができる。
請求項(抜粋):
次の一般式(1)【化1】〔式中、R1 はアルキル基を示し、R2 はジアルコキシホスホリル基又はハロゲン原子を示し、*は不斉炭素の位置を示す〕で表わされる光学活性な4,5-ジフェニル-2-イミダゾリジノン誘導体にR3CHO(R3 は有機基を示す)で表わされるアルデヒドを反応させて次の一般式(2)【化2】〔式中、R1 、R2 及び*は前記と同じものを示す〕で表わされるα,β-不飽和アシル化合物を得、これにR3 と異なる有機基R4を有する試薬を用いたマイケル付加反応又はマイケル型付加反応をせしめて次の一般式(3)【化3】〔式中、R1 、R3 、R4 及び*は前記と同じものを示す〕で表わされるジアステレオマーを得、次いでこれを加水分解することを特徴とする次の一般式(4)【化4】〔式中、R3 、R4 及び*は前記と同じ意味を示す〕で表わされる光学活性カルボン酸類の製造法。
IPC (9件):
C07C 53/00 ,  C07B 53/00 ,  C07C 51/06 ,  C07C 51/087 ,  C07C 57/30 ,  C07D333/24 ,  C07D409/06 233 ,  C07D233/38 ,  C07M 7:00
FI (8件):
C07C 53/00 ,  C07B 53/00 C ,  C07C 51/06 ,  C07C 51/087 ,  C07C 57/30 ,  C07D333/24 ,  C07D409/06 233 ,  C07D233/38

前のページに戻る