特許
J-GLOBAL ID:200903060270108286

耐熱性容器の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034792
公開番号(公開出願番号):特開平6-143392
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 ヒール部を厚肉に成形して耐衝撃性を向上させ、安定した自立性を確保できる耐熱性容器の成形方法を提供すること。【構成】 内方に向けて凸となる上底46を底部44に有する耐熱性容器40を成形するため、先ず、プリフォーム10を一次ブロー成形して、最終容器40よりも少なくとも縦軸長さが長い一次ブロー成形品20を成形する。次に、この一次ブロー成形品20を熱収縮させ、熱収縮された容器20の底部中心までの縦軸長さH2が、最終容器40の上底46の頂部までの長さH4よりも長い容器を得る。その後、容器30を、底型80cを有する二次ブローキャビティ型80内に配置し、底型80cを縦軸方向に移動させ、容器30の底部の少なくとも中心領域を内方に向けて凸なる形状に加工する。そして最後に、二次ブローキャビティ型80内にて、容器30を二次ブロー成形して、ヒール部48に所望の肉厚を確保した耐熱性容器を得る。
請求項(抜粋):
内方に向けて凸となる上底形状を底部に有する耐熱性容器を成形する方法において、射出成形されたプリフォームを一次ブローキャビティ型内にて一次ブロー成形して、最終成形品である前記耐熱性容器よりも少なくともその縦軸長さが長い一次ブロー成形品を成形する工程と、この一次ブロー成形品を熱収縮させ、この熱収縮された一次ブロー成形品の底部中心までの縦軸長さを、前記最終成形品である容器の前記上底の頂部までの長さよりも長くする工程と、熱収縮された一次ブロー成形品を、縦軸方向に移動可能な底型を有する二次ブローキャビティ型内に配置し、前記底型を縦軸方向に移動させて熱収縮された前記一次ブロー成形品の底部の少なくとも中心領域を内方に向けて凸となる形状に加工する工程と、その後、前記二次ブローキャビティ型内にて、熱収縮された前記一次ブロー成形品を二次ブロー成形して前記耐熱性容器を得る工程と、を含むことを特徴とする耐熱性容器の成形方法。
IPC (3件):
B29C 49/18 ,  B29C 49/64 ,  B29L 22:00

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