特許
J-GLOBAL ID:200903060271509179

時分割多重通信方式のフレーム同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-049616
公開番号(公開出願番号):特開平5-252128
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 同期信号の誤検出を良好に防止できる時分割多重通信方式のフレーム同期方法を提供する。【構成】 デコーダ7は、カウンタ4の出力をデコードし、同期安定状態すなわち毎フレームで同期信号を検出している際にアパーチャゲート信号として用いられる第1のアパーチャゲート信号を作成する。デコーダ8は、カウンタ5のカウント数に基づいて、セレクタ9に同期復帰過程で用いられる第2のアパーチャゲート信号を供給する。セレクタ9は、アパーチャゲートセレクト信号に基づいて、第1のアパーチャゲート信号と第2のアパーチャゲート信号とのうちのいずれか一方を選択してアパーチャゲート信号として同期パターン検出回路10に供給する。同期パターン検出回路10は、アパーチャゲート信号期間内に受信信号から同期パターンを探し、見つかれば同期検出パルスを出力し、見つからなければ不検出パルスを出力する。
請求項(抜粋):
1つの基地局と複数の従局との間に時分割で分離される複数の無線回線を有し、前記各従局が、前記基地局から送られたバースト信号中に含まれる所定パターンの同期信号を検出することにより前記基地局からの自局下り回線を捕捉専有し、また検出した前記自局下り回線の前記同期信号を時間基準として前記基地局への自局上り回線の時間位置を測ることにより自局上り回線を捕捉専有する時分割多重通信方式において、所定のアパーチャゲート期間内に前記同期信号を検出するフレーム同期方法であって、所定回数連続して前記同期信号を検出しないときに前記アパーチャゲート期間を広げる第1の期間拡張ステップと、前記第1の期間拡張ステップの後に前記同期信号を検出したときに前記アパーチャゲート期間を狭めて元に戻すと共にそのアパーチャゲート期間の時間基準として新たに検出した同期信号を用いる期間縮小ステップと、前記期間縮小ステップの後に1度でも前記同期信号を検出しないときに前記アパーチャゲート期間を再度広げると共にそのアパーチャゲート期間の時間基準として前記第1の期間拡張ステップ以前に検出した同期信号を用いて前記期間縮小ステップ待ちの状態に戻る第2の期間拡張ステップと、前記期間縮小ステップの後に所定回数連続して前記同期信号を検出したときに前記アパーチャゲート期間の時間基準をそのままにして前記第1の期間拡張ステップ待ちの状態に戻る戻りステップとを実行することを特徴とする時分割多重通信方式のフレーム同期方法
IPC (4件):
H04J 3/00 ,  H04B 7/24 ,  H04J 3/06 ,  H04L 7/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-007932
  • 特開昭57-060515
  • 特開平2-214346

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