特許
J-GLOBAL ID:200903060272690519

有軌道台車の走行距離データ保証方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264396
公開番号(公開出願番号):特開平10-111716
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 搬送装置の停止制御を走行路の原点を基準とした走行距離データに基づいて行う搬送システムにおいて、停電時における惰性走行時の走行距離データを保証して停電回復後に直ちに通常の搬送運転の再開を可能にする。【解決手段】 搬送装置に設けられた不揮発性メモリには各ステーションの位置が走行路の原点を基準とした基準位置データとして記憶される。コントローラ13は走行用エンコーダ19の出力信号と、前記基準位置データとに基づいて搬送装置を所定位置に停止させるように走行用モータ8を制御する。搬送装置にはバッテリ34を備えた電源部30が装備され、停電発生時にはコントローラ13及び走行用エンコーダ19にバッテリ34から電源が供給され、惰性走行時の走行距離データが不揮発性メモリに記憶される。惰性走行終了後、タイマリレーTMがタイムアップしてバッテリ34からの電源供給が停止される。
請求項(抜粋):
軌道上を移動する台車を所定の走行路に沿って設けられた複数のステーション間で運行させ、前記台車に記憶手段及び走行距離検出手段を装備するとともに、各ステーションの位置を走行路の原点を基準とした基準位置データとして前記記憶手段に記憶させ、そのデータと前記走行距離検出手段の検出データとに基づいて台車の停止制御を行う搬送システムにおいて、前記台車にバッテリを搭載し、通常運転時は前記台車の動力源として外部電源を使用し、停電発生時には少なくとも前記走行距離検出手段及びその検出データを記憶手段に記憶させる制御手段に前記バッテリから電源を供給し、惰性走行時の前記検出データを前記記憶手段に記憶させる有軌道台車の走行距離データ保証方法。
IPC (7件):
G05D 1/02 ,  B61B 3/02 ,  B61B 13/06 ,  H02H 3/24 ,  H02H 3/247 ,  H02J 9/06 502 ,  H02J 9/06 503
FI (7件):
G05D 1/02 Q ,  B61B 3/02 C ,  B61B 13/06 H ,  H02H 3/24 Q ,  H02H 3/247 ,  H02J 9/06 502 G ,  H02J 9/06 503 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-101978
  • 特開平4-052807
  • 特開平4-323180
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