特許
J-GLOBAL ID:200903060274086619

折り戸ランナー用の支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-232083
公開番号(公開出願番号):特開平8-074466
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 戸パネルに設けた上下一対のランナーを走行移動不能に保持固定して、折り戸のピボット構造に利用する折り戸ランナー用の支持装置において、折り戸の支持装置への組み付けを容易化し、施工の手間を省く。【構成】 上下レール5・6のレール端に、上下ランナー3・4の走行ローラ15を捕捉固定する上ソケット7と下ソケット8とをそれぞれ固定する。走行ローラ15は主ローラ部15aと突軸部15bとで凸字形に形成し、縦軸まわりに回転自在である。下ソケット8に突軸部15bとを受け入れるソケット穴22を設ける。上ソケット7に突軸部15bと主ローラ部15aを受け入れるソケット穴26を設ける。走行ローラ15をソケット穴26へ案内する傾斜ガイド面27を上ソケット7に設ける。傾斜ガイド面27とソケット穴26との間に、突軸部15bを案内するガイド溝28を設ける。
請求項(抜粋):
戸パネル2の側端寄りの上下に、それぞれ凸字形の走行ローラ15を有する振れ止めローラ型の上ランナー3および下ランナー4が装着されており、上下レール5・6のレール端のそれぞれに、両ランナー3・4の走行ローラ15・15を受け入れて、両走行ローラ15・15を上下対向状に捕捉固定する上ソケット7および下ソケット8が設けてある折り戸ランナー用の支持装置であって、上ランナー3および下ランナー4には、それぞれの走行ローラ15・15を進出付勢するばね14・14を備えており、下ソケット8は、下レール6に締結固定されるソケットベース16と、ソケットベース16の上面において回転自在に支持される調整ナット17と、調整ナット17に螺合して上下に出退操作される調整軸18と、調整軸18を回り止め保持する回り止め片19とを含み、調整軸18の上面に走行ローラ15の少なくとも突軸部15bが嵌まり込むソケット穴22が形成されており、上ソケット7は、上レール5に締結固定されるソケット本体24を有し、ソケット本体24の下面に、走行ローラ15の突軸部15bおよび主ローラ部15aを嵌め込むためのソケット穴26が下向きに開口する状態で形成してあり、上レール5の内部に位置するソケット本体24のローラ組み込み始端24aからソケット穴26の側へ向かって、走行ローラ15をばね14に抗して押し下げ操作する傾斜ガイド面27が形成されており、傾斜ガイド面17とソケット穴26との間に、突軸部15bをソケット穴26へ向かって移行案内するガイド溝28が形成してある折り戸ランナー用の支持装置。

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