特許
J-GLOBAL ID:200903060280438411

コイルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277979
公開番号(公開出願番号):特開平9-120924
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 添加剤を含む絶縁樹脂をケース内に充填してコイルの巻線間に絶縁樹脂を浸透させる際、その浸透が添加剤により阻害されることを防止する。【解決手段】 充填装置22の回転板25上に、2次ボビン15の軸心C1 が駆動軸24aの軸心C2 と一致するように、イグニッションコイル11を固定する。真空チャンバ23内を略真空状態とし、注入管30から収容空間13内にエポキシ樹脂を主成分とした充填材を注入するとともに、回転板25を駆動用モータ24により回転駆動する。充填材に含まれるガラス繊維はエポキシ樹脂より比重が大きいため、2次ボビン15から離間しケース12の内周壁近傍に移動する。次に、真空チャンバ23を大気圧にまで昇圧するとともに、充填材を2次巻線21の内部側に浸透させる。ガラス繊維はケース12の内周壁近傍に移動しているため、充填材が2次巻線21の内部側に浸透することを阻害することがない。
請求項(抜粋):
コイル本体が配設されたケース内に、液状の絶縁樹脂と同樹脂より比重の大なる添加剤とを含む充填材を充填するコイルの製造方法であって、低圧状態で前記ケース内に前記充填材を注入するとともに、ケースを前記コイル本体が略回転中心となるように回転させて、前記添加剤をコイル本体から離間した位置に移動させ、高圧状態で前記コイル本体の巻線間に充填材を浸透させることを特徴とするコイルの製造方法。
IPC (2件):
H01F 30/00 ,  H01F 27/32
FI (3件):
H01F 31/00 501 C ,  H01F 27/32 A ,  H01F 31/00 501 J

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