特許
J-GLOBAL ID:200903060281034411

炭化水素油の炭化水素タイプ別分析方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 千賀志 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-265466
公開番号(公開出願番号):特開平6-094697
出願日: 1992年09月08日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 炭化水素タイプ別組成〔飽和(S)分、芳香族(A)分、オレフィン(O)分〕を高精度で分析する方法と装置を提供する。【構成】 方法は、液体クロマトグラフ(LC)にて、第1カラム1でS分とA分を分離するステップ、第1カラムからS分溶出後第1カラムにバックフラッシュ(BF)をかけるステップ、第1カラムから溶出するS分を第2カラム2でO分と分離するステップ、第2カラムから溶出するS分を示差屈折計(RI)で検出後分取するステップ、S分のピーク検出後第2カラムにBFをかけるステップ、第2カラムから溶出するO分をRIで検出後分取するステップ、O分のピーク検出後第2のカラムに再度BFをかけるステップ、第2カラムから溶出するA分をRIで検出後分取するステップからなる。装置は、LCの試料の流れに沿って順に、第1カラム1、第2カラム2、示差屈折計RI、各炭化水素タイプの分取手段FCを配置し、第1カラム1と第2カラム2にBF用切替えバルブ3,4を取付けてなる。
請求項(抜粋):
液体クロマトグラフを用い、炭化水素油を第1カラムに通し、オレフィン分を含む飽和分と芳香族分とに分離するステップ、第1カラムから飽和分が溶出した後、第1カラムにバックフラッシュをかけるステップ、第1カラムから溶出してきた飽和分を銀イオン担持第2カラムに通し、オレフィン分と分離するステップ、銀イオン担持第2カラムから溶出してきた飽和分を示差屈折計にて検出し、分取するステップ、飽和分のピークを検出後、銀イオン担持第2カラムにバックフラッシュをかけるステップ、銀イオン担持第2カラムから溶出してきたオレフィン分を示差屈折計にて検出し、分取するステップ、オレフィン分のピークを検出した後、再度、銀イオン担持第2のカラムにバックフラッシュをかけるステップ、銀イオン担持第2カラムから溶出してきた芳香族分を示差屈折計にて検出し、分取するステップ、からなることを特徴とする炭化水素油の炭化水素タイプ別分析方法。
IPC (2件):
G01N 30/88 ,  G01N 30/40

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