特許
J-GLOBAL ID:200903060284858059

多気筒内燃機関の減筒制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010453
公開番号(公開出願番号):特開平7-217463
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 減筒気筒以外の気筒の出力トルクを低下させることなく、減筒気筒の運転休止に伴う急激なトルク変動を防止する。【構成】 各気筒に吸気制御弁を備え、各気筒の吸気行程に同期して気筒毎に吸気制御弁を開弁するようにした4気筒エンジンにおいて、エンジン低負荷運転時に、予め設定された減筒気筒#2,#3の吸気制御弁の開弁を禁止し、更にその減筒期間が長くなると、減筒気筒を#1,#4に変更する。また、減筒気筒の切換時には、運転を再開させる気筒#2,#3の吸気制御弁の開期間を除々に増加させ、逆に減筒制御を開始する気筒#1,#4の吸気制御弁の開期間を徐々に減少させる。この結果、減筒気筒切換時に生じるトルク変動を抑制できる。なお、減筒制御開始時及び終了時にも、各気筒の吸気制御弁の開期間を除々に変化させることにより、制御開始及び終了時に生じるトルク変動も防止する。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関に備えられた複数の気筒のうち、少なくとも予め減筒気筒として設定された気筒の吸気通路に設けられた吸気制御弁と、内燃機関の所定の運転条件下で、上記減筒気筒の吸気通路に設けられた吸気制御弁を閉弁して該減筒気筒の運転を休止させる、減筒制御を実行する減筒制御手段と、を備えた多気筒内燃機関の減筒制御装置において、上記減筒制御手段による上記減筒制御の開始及び終了時に、上記吸気制御弁の減筒気筒吸気行程中の開期間及び該開期間中の開度の少なくとも一方を除々に変化させて、上記減筒制御開始及び終了時に生じる内燃機関のトルク変動を抑制するトルク変動抑制手段を設けたことを特徴とする多気筒内燃機関の減筒制御装置。

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