特許
J-GLOBAL ID:200903060287298631

船尾管シール装置の圧力調整法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-086676
公開番号(公開出願番号):特開平8-285089
出願日: 1993年02月09日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【課題】 船尾管シール装置の空気チャンバーにおいて、空気チャンバー用エアリレーの出力圧を調整してシールリングの位置における喫水圧を求め、この圧力を再度調整することにより、空気チャンバーを形成する各シールリングに加わる差圧を調整する圧力調整法を提供する。【解決手段】 海水を密封するシールリング4とこれと隣り合うシールリング5により空気チャンバー7を形成する船尾管シール装置において、軽荷喫水線以下に喫水圧力検出部を取り付けて、海水圧力を喫水計15などにより空気背圧として検出し、これを空気チャンバー用エアリレー16のパイロット圧としたエアリレーの出力圧を空気流量計9を通して空気チャンバー7に入れ、シールリップから海水側へ吹き出す状態及び吹き出しが止む状態などに当該エアリレー16の出力圧を調整することにより得られる船尾管シール装置取り付け位置の喫水圧力などを基準として、当該エアリレー16の出力圧を再度調整することにより空気チャンバー7の圧力を調整する。
請求項(抜粋):
シャフトに遊嵌するケーシング内に、シャフト側に摺接するリップ型シールリングを船外側から船内側に順次配置し、海水を密封するシールリングのシールリップを船外側に、該シールリングと隣り合うシールリングのシールリップを船内側又は船外側に向けたシールリングにより空気チャンバーを形成する船尾管シール装置において、軽荷喫水線以下に喫水圧力検出部を取り付けて該検出部における海水圧力を喫水計などにより空気背圧として検出し、該空気背圧を空気チャンバー用エアリレーのパイロット圧とした該エアリレーの出力圧を該エアリレーの入力側又は出力側に取り付けた空気流量計を通して空気チャンバーに入れ、空気を海水を密封するシールリングのシールリップから海水側へ吹き出す状態及び吹き出しが止む状態などに該エアリレーの出力圧を調整することにより得られる船尾管シール装置取り付け位置の喫水圧力などを基準として、該エアリレーの出力圧を再度調整することにより空気チャンバーの圧力を調整する圧力調整法。
IPC (3件):
F16J 15/32 311 ,  B63H 23/36 ,  F16J 15/46
FI (3件):
F16J 15/32 311 F ,  B63H 23/36 ,  F16J 15/46
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭47-021787
  • 特公昭47-021787

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