特許
J-GLOBAL ID:200903060289675041

血液試料を検査する方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-540829
公開番号(公開出願番号):特表2000-513569
出願日: 1996年05月16日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】所定レベル以上のウイルスにより汚染された特定提供体を検出するための、血液または血漿提供体の検査に有効なシステム、方法および装置を提供する。流体提供体容器に連結される可撓性中空チューブセグメントから、個々に分離してシールされかつ連結された試料収容袋を形成する装置および方法をも開示する。チューブセグメントはその長さ方向に沿って間隔を隔ててシールされ、シール間のチューブセグメント部分は袋を形成し、各袋は血漿試料の一部を収容する。袋の内容物はプールとして形成され、該プールは、PCRのような高感度検査によりウイルス汚染が連続的に検査される。プール検査が陽性であり、ウイルスにより汚染されていることを表示する場合には、最初のプールの形成に使用された各チューブセグメントからのこれ以上の袋は除去される。次に続く袋がほぼ同サイズのサブグループに分割され、これらの内容物が別々にサブプールとして形成される。次に、選択されたサブグループがウイルス汚染について検査される。検査方法は、検査により陽性を呈する各プールが連続的に小さくなる2つのサブグループに更に細分されることにより、2つの最終サブグループ(各サブグループは、単一血漿提供体に一致する単一袋からなる)が形成されるまで反復される。最終の2つの袋は引き続きPCR検査されて、対応する汚染提供体を判断しかつユニークに識別する。
請求項(抜粋):
試料が血液または血漿提供体を収容する収集容器から吸引され、該収容容器 には可撓性中空チューブセグメントが連結され、該チューブセグメントが容器 の内部に開口している構成の、計画的高感度検査用の血液または血漿試料を作 る方法において、 前記血液または血漿試料を収集容器から可撓性チューブセグメントに搬送し 、これにより該チューブセグメントを充満させることにより、容器から血液ま たは血漿試料を吸引する段階と、 チューブセグメントの一部をその両端部でシールする段階と、 チューブセグメントのシールされた部分を容器から取り出す段階と、 取り出されたチューブセグメントの長さ方向に沿って互いに間隔を隔てて複 数のシールを設ける段階とを有し、シール間の間隔をなすセグメント部分は袋 を形成し、各袋が血液または血漿試料を収容し、袋間の間隔は、計画的検査を 行なうのに少なくとも充分な体積を袋に付与するように選択され、 取り出したチューブセグメントに、提供体に一致するユニークな識別子でラ ベル表示する段階を更に有することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C12Q 1/70 ,  G01N 33/49 ,  C12N 5/06 ,  C12N 7/00
FI (4件):
C12Q 1/70 ,  G01N 33/49 Z ,  C12N 7/00 ,  C12N 5/00 E

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