特許
J-GLOBAL ID:200903060293169550

高圧作動型金属座着ダイヤフラム弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良輝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-518539
公開番号(公開出願番号):特表2001-525909
出願日: 1997年10月10日
公開日(公表日): 2001年12月11日
要約:
【要約】全金属製のダイヤフラム弁10が提供される。この弁は流入路14と流出路30を備え、その各々が弁室20と連通するハウジング12を備える。この流入路14の前記弁室20に入っている部分は円環シールビード28に取囲まれている。前記弁18は皿ばね状になり、そして不偏向状態で前記円環シールビード28から離間突出する。したがって流体は前記流入路14を通り、弁室を通って流入し、そして流出路30から流出する。弁ステム74の作動は金属ダイヤフラム40を前記円環シールビード28とのシール係合できるように撓む。前記円環シールビード28と係合する前記ダイヤフラム40の面は極めて硬質の金属合金で形成されている。しかしながら前記ダイヤフラム40の隣接層52、54は可撓性の金属で形成される。
請求項(抜粋):
単一金属製弁ハウジングであって、片持ち弁室、前記弁ハウジングを通って前記弁室に伸びる中心軸線を備える流入路、前記ハウジングを通って前記弁室から伸びる流出路とを備え、前記弁室にありかつ前記流入路を取囲む円環シールビードを備えるよう形成された単一金属製弁ハウジングと、前記弁ハウジングに固定されて前記片持ち弁室を事実上密閉し、不撓状態にして凸型アーチ状面を前記円環シールビードと並列関係にしてかつ前記不撓状態にある前記円環シールビードから離間させて、流体の前記弁室を通る流入路への流入と流出路からの流出とを可能にして設けられた皿ばね状の部分を備える弾性可撓金属製ダイヤフラムと、前記流入路の中心軸線と軸方向に整合され、また前記ハウジングに関して移動でき、かつ前記ダイヤフラムの凸型面の適切な部分を前記流路の中心軸線と同軸に係合させる凸型アクチュエーターを備える弁ステムと、からなり、前記円環シールビードが前記流入路の中心軸線の回りに回転させられる凸型アーチ状面として形成され、前記ダイヤフラムが45乃至600の硬度HRCをもつ金属合金の外層と、前記外層より可撓性があり金属材料で形成された少くとも1つの可撓性の層とを含む複数の層で形成され、前記アクチュエーターが、前記流入路が機能的に作用して前記金属製ダイヤフラムを前記円環シールビードと密にシール係合して撓めて前記弁室への流体の流れの流入出を中断させるよう、また前記アクチュエーターの前記流入路から離れさせる移動が、前記ダイヤフラムを前記不撓状態に弾性をもたせて戻されるような寸法を有するよう構成されることを特徴とするダイヤフラム弁。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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