特許
J-GLOBAL ID:200903060293835029

内燃機関のノック自動検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-070992
公開番号(公開出願番号):特開2003-269239
出願日: 2002年03月14日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 ノック検出性を向上して精度の高いノック判定を可能にするとともに、バンドパスフィルタ等のフィルタを使わずにノックを自動検出可能にした内燃機関のノック自動検出装置を提供すること。【解決手段】 各筒内圧センサ出力を高速データロガーにより高周波サンプリングした各筒内圧データPdata[i]に基づき、筒内圧波形に含まれる振動成分の振幅相当量Amp[i]を気筒毎およびサイクル毎に算出する(S600)。また、気筒毎に次の2条件が成立したサイクルはノックと判定される(S900)。条件1:第1ゲート区間内の振幅相当量の最大値Ampmaxがしきい値1を超えている。条件2:第2ゲート区間内の振幅繰り返し数Nがしきい値3を超えている。これにより、ノック波形の周波数帯にノイズが乗ったために最大値Ampmaxがしきい値を超えた場合に、ノックと判定されるのを回避できる。
請求項(抜粋):
各気筒の筒内圧を検出する複数の筒内圧センサを備えた内燃機関のノック自動検出装置において、前記複数の筒内圧センサからそれぞれ出力される各筒内圧センサ出力を高周波サンプリングして、気筒毎およびサイクル毎に筒内圧データを収録する高速データ収録手段と、前記筒内圧データに基づき、前記各筒内圧センサ出力に含まれる振動成分の振幅相当量を気筒毎およびサイクル毎に算出する振動成分抽出手段と、気筒毎およびサイクル毎に、前記振幅相当量の最大値を算出する振幅最大値算出手段と、前記最大値と前記振動成分の繰り返し性の有無とに基づくノック判定を気筒毎およびサイクル毎に行い、同最大値がしきい値を超えかつ前記繰り返し性が有る場合にノックと判定するノック判定手段とを備えることを特徴とする内燃機関のノック自動検出装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 372 ,  F02P 17/12 ,  G01H 17/00 ,  G01L 23/22
FI (5件):
F02D 45/00 368 C ,  F02D 45/00 372 Z ,  G01H 17/00 B ,  G01L 23/22 ,  F02P 17/00 R
Fターム (22件):
2F055AA23 ,  2F055BB12 ,  2F055CC60 ,  2F055DD20 ,  2F055EE40 ,  2F055FF11 ,  2F055GG31 ,  2G064AC03 ,  2G064AC15 ,  2G064CC54 ,  3G019DB07 ,  3G019DC06 ,  3G019GA01 ,  3G019GA14 ,  3G019GA15 ,  3G019KD17 ,  3G084DA04 ,  3G084EA05 ,  3G084EA11 ,  3G084FA21 ,  3G084FA25 ,  3G084FA38
引用特許:
審査官引用 (3件)

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