特許
J-GLOBAL ID:200903060294824799

多孔性炭素繊維、その製造方法、多孔性黒鉛繊維の製造方法および多孔性炭素繊維の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-164785
公開番号(公開出願番号):特開平5-009812
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、各種複合材料の補強用充填材料として、またその層間化合物形成能力を利用して層間化合物のホスト材料として有用な多孔性炭素繊維、その簡単な製造方法およびその多孔性炭素繊維から多孔性黒鉛繊維を製造する方法を提供することにある。【構成】 この発明の多孔性炭素繊維は、式B/A(ただし、BはBET法による比表面積を表し、Aは平均直径および平均長さにより算出することのできる比表面積を表す。)で示される比表面積比Cが1.5〜20であることと多孔性であることとをを主たる特徴とし、この発明の多孔性炭素繊維の製造方法は、気相成長炭素繊維を、水蒸気または水蒸気と酸素もしくは空気とを含んだ不活性ガス中で、前記請求項1に記載の比表面積比が1.5〜20になるまで、加熱することを主たる特徴とし、この発明の多孔性黒鉛繊維の製造方法は、多孔性炭素繊維を、1,500°C以上に加熱して黒鉛化することを主たる特徴とする。
請求項(抜粋):
縮合環状の炭素面が繊維軸を中心にして年輪状に積層し、繊維軸の中心が中空になり、式B/A(ただし、BはBET法による比表面積を表し、Aは平均直径および平均長さにより算出することのできる比表面積を表す。)で示される比表面積比Cが1.5〜20であると共に多孔性であることを特徴とする多孔性炭素繊維。
IPC (6件):
D01F 9/127 ,  C01B 31/02 ,  D01F 11/10 ,  D06M 11/05 ,  D06M 11/84 ,  D06M101:40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-124680

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