特許
J-GLOBAL ID:200903060297007066
交通信号制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡澤 英世 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050471
公開番号(公開出願番号):特開平8-221690
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【構成】 交差点の上流側で走行車両の通過時刻と速度を連続的に検出し(S10)各流入路毎に車群が構成される場合を検出し(S1)、主道路側に車群が存在する場合に該車群の交差点への予測到着時刻を求め(S2)、規定時間の青現示制御では交差点にて停止させられるかを判定し(S3)、停止すると判定された場合には該車群が停止した場合の主道路側交通流の遅れ時間(Dm)を予測し(S4)、一方、前記主道路側車群の交差点通過に必要な青延長時間値を求めてこの時間値だけ青現示を延長した場合の従道路側交通流の遅れ時間(Ds)を予測し(S5)、両遅れ時間(Dm,Ds)を比較して(S6)、(Dm)>(Ds)であれば、前記青延長時間値だけ青現示延長を設定する(S8)。【効果】 交差点総体としての利用効率を考慮した制御となり、交差点の有効利用が計れ交通の円滑化を促進することができる。従道路側の通過待ち車両が不当に長時間待たされてしまうとの不満が解消される。
請求項(抜粋):
交差点各流入路の上流側の所定位置で当該交差点に向かって走行する車両個々の通過時刻と速度を連続的に検出する処理過程(S10) と並行して、該検出車両群により各流入路毎に車群が構成される場合を検出し(S1)、主道路側に車群が存在する場合に、各車群の車群パラメータを算出するとともに主道路側車群の交差点への予測到着時刻を求め(S2)、該車群が規定時間の青現示制御では交差点にて停止させられるかを判定し(S3)、停止しない場合は処理過程(S1)に戻るが、停止すると判定された場合には該車群が停止した場合の主道路側交通流の遅れ時間(Dm)を予測し(S4)、前記主道路側車群の交差点通過に必要な青延長時間値を求めてこの時間値だけ青現示を延長した場合の従道路側交通流の遅れ時間(Ds)を予測し(S5)、両遅れ時間(Dm,Ds)を比較して(S6)、(Dm)>(Ds)であれば、前記青延長時間値だけ青現示延長を設定し(S8)て処理過程(S1)に戻るとの各過程を行う交通信号制御方法。
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