特許
J-GLOBAL ID:200903060297173403

超音波探触子とその製造方法及びその超音波探触子を用いた超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-290132
公開番号(公開出願番号):特開2000-115871
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 振動子を2次元分割する方式の超音波診断用探触子において、直交する2方向の素子分割溝の一方の短軸方向溝を完全に切り離さない構造とすることで、S/N低下を生ずることなく画像の高画質化を図るとともに、探触子を製造しやすくして歩留りの向上を図る。【解決手段】 振動子21の下部電極22側に所定の幅と深さの長方向溝24を所定ピッチで所定本数加工して形成した互いに独立した素子25,25’,25”に対し、2次元配列の各素子に対応した信号配線と接続部を有するフレキシブル基板26が接続され、さらに裏面には音響減衰層27が固定されるとともに、上部電極23には、超音波を発生しない端部28にグランド電極29が、超音波を発生する領域には音響整合層30が固定され、最上面には音響レンズ31が固定されている。
請求項(抜粋):
振動子と、該振動子の前面側を被覆する音響整合層及び裏面側の音響減衰層と、該振動子に接続するフレキシブル基板などの電源ケーブルから構成される超音波探触子において、両面に電極を形成した前記振動子の信号電極側に所定幅と深さの溝が加工されて電極が所定幅と数の列に分離されるとともに、前記振動子の前記信号電極にはフレキシブル基板を介して信号配線が接続されるとともにその裏面には音響減衰層が固定され、さらに前記振動子のもう一方の電極にはグランド電極が接続されるとともに音響整合層が固定されて、前記信号電極側に設けた前記溝に直交するように音響整合層と振動子とフレキシブル基板と音響減衰層の一部を切断した溝により電気的に分離された素子が並び、この溝にはマイクロバルーン状の音響的クロストークが小さい材料を混入した所定の樹脂が充填され、さらに前面には所定の焦点距離を有する音響レンズが固定されたことを特徴とする超音波探触子。
IPC (3件):
H04R 1/00 330 ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/24 502
FI (3件):
H04R 1/00 330 A ,  A61B 8/00 ,  G01N 29/24 502
Fターム (18件):
2G047EA04 ,  2G047EA16 ,  2G047GB02 ,  2G047GB32 ,  2G047GB33 ,  2G047GB36 ,  4C301EE04 ,  4C301EE17 ,  4C301GB09 ,  4C301GB33 ,  4C301GB34 ,  4C301GB37 ,  5D019AA26 ,  5D019CC08 ,  5D019FF04 ,  5D019GG02 ,  5D019GG03 ,  5D019HH01

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