特許
J-GLOBAL ID:200903060300313491

カルス特異的発現プロモーターを含むプラスミド及び形質転換された植物細胞カルスの選抜方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-073951
公開番号(公開出願番号):特開2003-265182
出願日: 2002年03月18日
公開日(公表日): 2003年09月24日
要約:
【要約】【課題】植物細胞カルスに対して特異的に発現し、形質転換された植物細胞カルスを効率よく選抜することを可能にした組換えプラスミド、該プラスミドに用いる選択マーカー、並びに形質転換された植物細胞カルスを、カルス特異的に選択マーカーを発現させて効率よく選抜できる選抜方法を提供すること。【解決手段】本発明の選択マーカー及び組換えプラスミドは、イネのASAの第1アイソザイムのαサブユニット活性を有するがトリプトファンによるフィードバック抑制に対して非感受性であるタンパク質をコードする遺伝子(A)と、該遺伝子(A)をカルス特異的に発現させる配列番号1の塩基配列を有するプロモーター等の遺伝子(A)をカルス特異的に発現させるプロモーターとを含み、本発明の選抜方法は、前記組換えプラスミドにより植物細胞カルスを形質転換する工程と、該工程で処理されたカルスからトリプトファン類縁化合物に対する耐性を有するカルスを選抜する工程とを含む。
請求項(抜粋):
イネのアントラニル酸シンターゼの第1アイソザイムのαサブユニット活性を有するがトリプトファンによるフィードバック抑制に対して非感受性であるタンパク質をコードする遺伝子(A)と、該遺伝子(A)の上流に接続した、配列番号1の塩基配列を有するプロモーター(PRO3)、又は該プロモーター(PRO3)に対して相同性を示し、該プロモーター(PRO3)と相補的な塩基配列からなるDNAに対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズすることができ、且つ遺伝子(A)をカルス特異的に発現させるプロモーターとを含む選択マーカー。
IPC (5件):
C12N 15/09 ZNA ,  A01H 1/00 ,  A01H 1/04 ,  C12Q 1/02 ,  C12N 5/10
FI (5件):
A01H 1/00 A ,  A01H 1/04 ,  C12Q 1/02 ,  C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 5/00 C
Fターム (30件):
2B030CD17 ,  4B024AA07 ,  4B024AA20 ,  4B024BA07 ,  4B024CA04 ,  4B024DA01 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024FA10 ,  4B024GA11 ,  4B024HA14 ,  4B063QA08 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ09 ,  4B063QQ13 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR60 ,  4B063QR62 ,  4B063QR78 ,  4B063QR80 ,  4B063QS24 ,  4B063QS25 ,  4B063QX05 ,  4B065AA88X ,  4B065AA89Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065BA25 ,  4B065CA53

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