特許
J-GLOBAL ID:200903060307366124

パケット回線バックアップ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267245
公開番号(公開出願番号):特開平6-120985
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】装置間を直接接続して通常使用される回線と回線交換網を介するバックアップ回線との切り替えの際に通信を中断することなく回線を切り替える。【構成】パケット回線Aおよびバックアップ回線Bをそれぞれ収容する回線収容回路110,120 は共通バス130 にて接続され、これにはそれぞれの回線A,B へのパケットをマルチリンク処理するプロトコル処理回路140 と、バックアップ回線Bからの呼設定処理を行なう回線制御装置150 とが接続されている。処理回路140ではパケット回線Aの障害発生およびその復旧を検出して回線制御回路150 に通知し、回線Bからの呼設定および解放を行わせる。これに応じてレイヤ3制御部440 にてそれぞれの回線A,B を選択する論理パスを設定し、その論理パスに応じてマルチリンク制御部430 にてそれぞれのレイヤ2制御部410,420 に振り分け、回線A,B の収容回路110,120 を介して転送する。
請求項(抜粋):
パケットを所定のプロトコル処理に従って交換する装置間がパケット回線にて直接接続されて、かつそれぞれの装置が回線交換網に接続されたバックアップ回線を収容するパケット交換システムにおけるパケット回線バックアップ方式において、前記装置は、前記パケット回線を収容する回線収容手段とバックアップ回線を収容する回線収容手段との間が共通バスにて接続され、該共通バスには、前記パケット回線とバックアップ回線への双方のパケットのプロトコル処理をマルチリンクに処理するパケットプロトコル処理手段と、該パケットプロトコル処理手段でのパケット回線へのパケットの転送状態に基づいて前記回線交換網が介在する前記バックアップ回線の呼設定および解放処理を行なう回線制御手段とがそれぞれ接続され、前記回線制御手段は、前記パケット回線に障害が生じた際に、回線交換網が介在する前記バックアップ回線を介して相手装置に呼設定して、前記パケットプロトコル処理手段は、呼設定されたバックアップ回線を介して相手装置にパケットを送信し、この間に前記パケット回線が復旧すると、前記バックアップ回線に送信しているパケットをパケット回線に切り替えて該パケット回線を介してパケットを送信し、前記回線制御手段は、前記パケットプロトコル処理手段がパケット回線の復旧によって該パケット回線にてパケットの転送を開始すると、バックアップ回線の切断解放処理を行なうことを特徴とするパケット回線バックアップ方式。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 1/22 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04L 11/20 102 Z ,  H04Q 11/04 M

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