特許
J-GLOBAL ID:200903060307513178

回転ヒンジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171246
公開番号(公開出願番号):特開平8-028546
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 トラック荷台の側枠部材等に固定された第1部材への第2部材(巻込み防止用カバーパネル等)の取付けおよび取外しを、荷台の側面側より簡単に行なう。第2部材の取付工数を大幅に削減する。第2部材の補修作業を簡単に行なう。回転ヒンジは、トラック荷台の巻込み防止用カバーパネルの開閉機構だけでなく、その他、建材、土木、あるいは輸送等の分野において、扉、パネル等の部材の回転(開閉)機構全般について適用される。【構成】 回転ヒンジ10は、第1ヒンジ構成部12を有する第1部材11と、これに組合わせられる第2ヒンジ構成部22を有する第2部材21とを備えている。第1部材11に対して第2部材21の揺動後、その第2ヒンジ構成部22が、第1ヒンジ構成部12の嵌込み用凹部19の開口部18より下方に脱出せしめられることにより、第2部材21が取外し可能となされている。
請求項(抜粋):
トラック荷台(2) の側枠部材(3) 等に取り付けられかつ第1ヒンジ構成部(12)を有する第1部材(11)と、第1ヒンジ構成部(12)に組合わせられる第2ヒンジ構成部(22)を有する第2部材(21)とを備えている回転ヒンジにおいて、上記第1部材(21)の第1ヒンジ構成部(12)が、下方にのびる下方張出部(13)と、下方張出部(13)の内側に対向するように設けられかつ断面円弧形を有する案内部(14)とによって構成されて、第1ヒンジ構成部(12)に、下方に向かって開口した開口部(18)を有する第2ヒンジ構成部嵌込み用凹部(19)が形成され、下方張出部(13)の基部寄りに内方凸部(15)が設けられるとともに、下方張出部(13)の先端寄り部分に断面凸弧状の案内面(17)を有する膨出部(16)が設けられ、第2部材(21)の第2ヒンジ構成部(22)が、上方にのびかつ内側面が断面円弧形の凸面部(24)となされた上方張出部(23)と、上方張出部(23)の先端寄り部分から外方に突出した外方凸部(26)とによって構成され、上方張出部(23)の基端から外方凸部(26)の基部までの間に横断面円弧形の案内面(27)が設けられるとともに、外方凸部(26)と上方張出部(23)の先端部(23a) との間に嵌合凹部(28)が形成され、第1ヒンジ構成部(12)の開口部(18)が、第2ヒンジ構成部(22)の上方張出部(23)の先端から外方凸部(26)の基部までの幅と同じ幅か、または若干広い目の幅を有していて、第2ヒンジ構成部(22)の上方張出部(23)および外方凸部(26)が開口部(18)より出入れ自在となされており、第1ヒンジ構成部(12)の嵌込み用凹部(19)に第2ヒンジ構成部(22)が嵌め合わせられて、第1部材(11)に対して第2部材(21)が垂下状態にあるときには、第1ヒンジ構成部(12)の凹部(19)内において、第2ヒンジ構成部(22)の上方張出部(23)の凸面部(24)が断面円弧形の案内部(14)に沿うように当接せしめられるとともに、下方張出部(13)の基部寄りの内方凸部(15)が第2ヒンジ構成部(22)側の嵌合凹部(28)に嵌め入れられ、かつ外方凸部(26)の先端が膨出部(16)の断面凸弧状案内面(17)に当接せしめられ、第2部材(21)が第1部材(11)に対して揺動するさいには、第2ヒンジ構成部(22)の上方張出部(23)の凸面部(24)が断面円弧形の案内部(14)に沿って移動しかつ外方凸部(26)の先端が膨出部(16)の断面凸弧状案内面(17)に沿って移動するようになされ、第2部材(21)の揺動後、その第2ヒンジ構成部(22)が、第1ヒンジ構成部(12)の嵌込み用凹部(19)の開口部(18)より下方に脱出せしめられることにより、第2部材(21)が取外し可能となされている、回転ヒンジ。
IPC (5件):
F16C 11/04 ,  B60R 19/56 ,  B60R 21/34 ,  E05D 1/04 ,  E05D 7/10

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