特許
J-GLOBAL ID:200903060311278604

シール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-157050
公開番号(公開出願番号):特開平5-223175
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 コンパクトで、安価で、汚染物が入りにくいシールを提供することを目的とする。【構成】 ロールネック軸受用シール8は2つの相互結合部品-即ち軸受Aの内側レースに嵌合された回転部品と外側レースに嵌合された静止部品とを有する。回転部品は内側レースの端部の回りに嵌合するシールドを含み、一方内側レースに沿って静的障壁を築き、内側レース上に浮動するか軸方向に変位されうる。静止部品は外側レースの端部から開口する孔にしっかり嵌入するシールケースを有し、軸受が嵌入するチョックによりその孔にトラップされる。シールドとケースの両方は軸方向壁と半径方向壁を有し、それらの半径方向壁の端部は弾性的シール素子を担持する。シールドのシール素子はシールケースの軸方向壁に接触し、一方シールケースのシール素子はシールドの軸方向壁に接触し、更にシールドに沿ってラビリンスを築く。2つのシール素子は半径方向壁に向いて存在し、回転部品が静止部品に対して軸方向に変化される距離を制限するバンパーを含む。
請求項(抜粋):
軸方向壁(42)と、軸方向壁の対向端部の第1及び第2の半径方向壁(46,48)とを有する略剛性のシールド(40)と;シールド(40)の軸方向壁(42)を略囲む軸方向壁(62)と、ケース(60)の半径方向壁(64)がシールド(40)の半径方向壁(46,48)間に位置するようシールド(40)の軸方向壁(42)に向けてその軸方向壁(62)の端部の1つで内方に突出する半径方向壁(64)とを有する略剛性のケース(60)と;シールド(40)で担持され、シールド(40)の第1の半径方向壁(46)の外周に位置し、ケースでライブ液体障壁を築くようケース(60)の軸方向壁(62)に接触するリップ部(56)を有する第1の可撓性シール素子(54)と;ケース(60)の半径方向壁(64)で担持され、シールドでライブ液体障壁を築くようシールド(40)の軸方向壁(42)と協働する少なくとも1つのリップ部(70)を有し、シールド(40)がケース(60)に関して軸方向にシフトしうるようシールドの半径方向壁の間の間隔より短かい第2のシール素子(68)と;シールド(40)の第1の半径方向壁(46)上に位置し、第1のバンパー(58)がケース(60)の半径方向壁(64)に接触し、一方第2のシール素子(68)はシールド(40)の第1の半径方向壁(46)から離間し、それにより距離を制限し、シールド(40)がケース(60)に関して一方向に軸方向にシフトしうるよう、ケース(60)の半径方向壁(64)に向ってそれから突出し、第1のシール素子(54)上のリップ部(56)とは独立にケース(60)に対するシールド(40)の動きを制限するのに役立ち、これにより第1のバンパー(58)がケース(60)の半径方向壁(64)を担持する時リップ(56)はシールド(40)とケース(60)の間に液体障壁を維持する、可撓性第1のバンパー(58)と;ケース(60)の半径方向壁(64)により担持され、シールド(40)に接触しシールド(40)が他の方向にケース(60)に対して軸方向に移動シフトする距離を制限するようシールド(40)の第2の壁(48)に向ってその壁から離間して突出する可撓性の第2のバンパー(90)とからなるシール。

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