特許
J-GLOBAL ID:200903060313379203

高周波電力増幅器モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-271180
公開番号(公開出願番号):特開平11-112249
出願日: 1997年10月03日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】デュアルバンド対応の携帯電話機用に最適な、小型でかつ異なる二つの周波数において動作する高周波増幅器モジュールを提供する。【解決手段】高周波電力増幅器モジュールのDCバイアス回路30を、伝送線路M11,M12と容量素子C11,C12により構成する。伝送線路M11の一端Aを電圧源端子Vddに接続し、他端Bを出力整合回路40に接続する。伝送線路M12の一端Cを接地端子に接続し、他端Dを容量素子C11を介して他端Bに接続する。容量素子C12は電圧源端子と接地端子との間に接続する。低い方の動作周波数foに対してA-B間およびC-D間の各線路長L11,L12を0.106波長以上かつ0.178波長以下の範囲で選ぶ。各伝送線路の特性インピーダンスをZoとして、C11の値を0.35/(2πfo・Zo)から0.5/(2πfo・Zo)の間の値となるように選ぶ。
請求項(抜粋):
高出力トランジスタからの高周波出力電力を取り出す出力整合回路と、高出力トランジスタに電圧を供給するDCバイアス回路を具備する高周波電力増幅器モジュールにおいて、DCバイアス回路を少なくとも第1及び第2の伝送線路と第1及び第2の容量素子により構成し、第1の伝送線路の一端をA、他端をBとし、第2の伝送線路の一端をC、他端をDとして、第1の伝送線路の一端Aを電圧源端子に接続すると共に他端Bを出力整合回路に接続し、第2の伝送線路の一端Cを接地端子もしくは電圧源端子に接続すると共に他端Dを第1の容量素子を介して前記他端Bに接続し、第2の容量素子を前記電圧源端子と接地端子との間に接続し、少なくとも一つの動作周波数をfoとしたとき、該動作周波数foに対してA-B間およびC-D間の各線路長が0.106波長以上かつ0.178波長以下であり、前記第1及び第2の伝送線路の特性インピーダンスをZoとして第1の容量素子の容量値が0.35/(2πfo・Zo)以上かつ0.5/(2πfo・Zo)以下であることを特徴とする高周波電力増幅器モジュール。

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