特許
J-GLOBAL ID:200903060325185307

インクジェットプリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-036950
公開番号(公開出願番号):特開平11-227175
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】ドット径変調による多値化又は濃度変調による多値化が容易なインクジェットプリンタを提供する。【解決手段】印字ヘッド2は撥水領域に共通電極7と対向して配設された異なる大きさの4個の切断電極8a〜8d、これらに隣接する集滴電極9、この集滴地点Jに隣接する加速電極11(11a、11b、11c)を備えている。切断電極8a〜8dはインクを供給する親水領域の待機部13から、夫々異なる大きさのインク滴(例えば21a)を切り出す。集滴電極9と共通電極7を隔てる絶縁層15の厚さは、吐出口方向(図の下方向)にいくほど薄くなると共に集滴地点J側方向にいくほど薄く形成され、これにより上記切り出されたインク滴を地点Jに集滴する。加速電極11は上記様々の大きさに切り出されたインク滴の集滴(組み合わせ)によって更に様々な大きさの1ドットとなったインク滴を同一吐出口から用紙に付着させる。
請求項(抜粋):
インクを収容しインクとの接触面が親水性材料で構成されるインクタンクと、該インクタンクからインク吐出口へ連通するインク通路と、該インク通路の一壁に設けられた共通電極と、前記インク通路の他壁に前記インクタンクに連接して設けられた複数の切断電極と、該複数の切断電極のインク吐出口側に隣接して設けられた集滴電極と、該集滴電極からインク吐出口方向へ所定の距離を隔てて設けられた複数の加速電極と、前記インク通路の一壁に前記共通電極を覆って設けられた撥水性皮膜と、前記インク通路の他壁に前記切断電極、前記集滴電極及び前記加速電極を覆って設けられた撥水性皮膜と、前記共通電極と前記切断電極間、前記共通電極と前記集滴電極間及び前記共通電極と前記加速電極間に制御電圧を印加する印加手段と、を有し該印加手段は、外部から送られる印字信号に従って前記共通電極と前記複数の切断電極の中の特定の切断電極間に制御電圧を印加した後、前記共通電極と前記集滴電極間に制御電圧を印加し、更に前記共通電極と前記加速電極間への制御電圧を前記集滴電極に近い加速電極から前記インク吐出口に近い加速電極へと順次印加することを特徴とするインクジェットプリンタ。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/175 ,  B41J 2/205
FI (3件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 102 Z ,  B41J 3/04 103 X

前のページに戻る