特許
J-GLOBAL ID:200903060329523312

熱可塑性樹脂フィルム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-299467
公開番号(公開出願番号):特開2007-168426
出願日: 2006年11月02日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】ポリシングローラ法による歪みの発生を抑えることにより、レターデーション発現を抑制でき、高い光学特性のフィルムを得ることのできる熱可塑性樹脂フィルム及びその製造方法を提供する。【解決手段】溶融樹脂をダイ24からシート状に押し出して、一対のポリシングローラ26、28の間に供給し、一対のポリシングローラ26、28で挟圧しながら冷却してセルロースアシレートフィルム12を形成する。少なくとも一方のポリシングローラ26は、金属製の弾性ロールによって構成される。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
溶融した熱可塑性樹脂をダイからシート状に押し出し、 該シート状の熱可塑性樹脂を、 算術平均高さRaが100nm以下の表面性を有し、少なくとも一方のロールが金属製の弾性ロールによって構成された一対のローラで挟んで冷却固化することによってフィルムを製膜するとともに、前記一対のローラが、下記(1),(2),(3)式の何れも満たすことを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造方法。 熱可塑性樹脂のガラス転移温度Tg(°C)- 弾性ロールの温度(°C)をX(°C)、ライン速度をY(m/min)としたとき、 0.0043X2 +0.12X+1.1<Y<0.019X2 +0.73X+24 ...(1)式 弾性ロールの外筒肉厚Zが、 0.05mm<Z<7.0mm ...(2)式 一対のローラ同士が前記シート状の熱可塑性樹脂を介して接触している長さをQcm、一対のローラで前記シート状の熱可塑性樹脂を挟む線圧をPkg/cmとしたとき、 3kg/cm2 <P/Q<50kg/cm2 ...(3)式
IPC (3件):
B29C 47/92 ,  B29C 47/14 ,  B29C 47/88
FI (3件):
B29C47/92 ,  B29C47/14 ,  B29C47/88 Z
Fターム (8件):
4F207AG01 ,  4F207AR02 ,  4F207AR06 ,  4F207AR08 ,  4F207AR12 ,  4F207KA01 ,  4F207KA17 ,  4F207KK64
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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