特許
J-GLOBAL ID:200903060348353720

パーキングブレーキ操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121110
公開番号(公開出願番号):特開平11-310118
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ作動状態を維持したまま操作レバーを原位置側へ倒伏させることができるパーキングブレーキ操作装置において、フック部材と係合ピンとの係合状態を確実に維持して操作レバーを起立状態に保持できるとともに、その係合を解除して操作レバーを倒伏させる際の操作が容易で、しかも部品点数が少ない簡単かつ安価な構成とする。【解決手段】 作動レバー14に設けられた連結ピン28と操作レバー16に設けられたフック部材72との係合状態をラッチ部材74によって機械的に保持する一方、ラッチ操作部材78の操作ノブ104が前方へ押圧操作されることにより、フック部材72およびラッチ部材74の姿勢が変化して係合ピン28がフック部材72から離脱し、操作レバー16を前方へ倒伏可能とする。
請求項(抜粋):
車体に一体的に固設されるとともに、第1軸心を中心とする円弧形状に沿ってラチェットが設けられたセクタと、前記第1軸心まわりの回動可能に前記セクタに配設され、前記ラチェットと噛み合うポールが該第1軸心と略平行な第2軸心まわりの回動可能に設けられているとともに、パーキングブレーキケーブルが連結されており、パーキングブレーキが解除されるブレーキ解除位置と、パーキングブレーキが作動させられるブレーキ位置との間を往復回動させられ、且つ前記ラチェットと前記ポールとの噛合いにより該ブレーキ位置に保持される作動レバーと、前記第1軸心まわりの回動可能に前記セクタに配設され、倒伏状態の原位置から引上げ操作される際に前記ブレーキ解除位置の作動レバーを前記ブレーキ位置側へ一体的に回動させるとともに、該作動レバーを該ブレーキ位置に保持したまま原位置側へ回動することが可能な操作レバーと、該操作レバーに配設されたリリース操作部材が操作されることにより、前記ポールを前記ラチェットとの噛合いが解除される方向へ回動させるリリース機構とを有するパーキングブレーキ操作装置において、前記第1軸心と略平行に前記作動レバーおよび前記操作レバーの何れか一方に一体的に設けられた係合ピンと、該係合ピンと係合可能な係合溝を有して前記第1軸心と略平行な第3軸心まわりの回動可能に前記作動レバーおよび前記操作レバーの他方に配設され、該第3軸心まわりの予め定められた解放位置では該係合ピンが該係合溝から抜け出し、前記ブレーキ位置の作動レバーに対して該操作レバーが原位置側へ回動することを許容するとともに、該作動レバーがブレーキ位置に保持された状態で該操作レバーが該原位置側から引上げ操作される際には、該係合溝の一方の側壁に連続して設けられた突出部が前記係合ピンと係合して前記解放位置からロック位置へ回動させられ、該係合ピンが前記係合溝内に入り込むフック部材と、該フック部材が配設された同じ部材に前記第3軸心と略平行な第4軸心まわりの回動可能に配設され、該第4軸心まわりの予め定められたロック保持位置では、前記ロック位置へ回動させられた前記フック部材と係合させられることにより、該フック部材を機械的に該ロック位置に位置決めし、前記係合溝と前記係合ピンとの係合により前記操作レバーが前記作動レバーに対して相対回動することを阻止する一方、前記ロック保持位置からロック解除位置へ回動操作されることにより、前記フック部材が前記解放位置へ回動することを許容するラッチ部材と、該ラッチ部材と前記フック部材とに関連して設けられ、該ラッチ部材が前記ロック保持位置から前記ロック解除位置へ回動操作されるのに伴って前記フック部材を機械的に前記ロック位置から前記解放位置へ回動させて位置決めするとともに、該フック部材が該解放位置から該ロック位置へ回動させられるのに伴って該ラッチ部材を機械的に該ロック解除位置から該ロック保持位置へ回動させて位置決めする連動位置決め手段とを有することを特徴とするパーキングブレーキ操作装置。
FI (2件):
B60T 7/10 L ,  B60T 7/10 M
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-053657

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