特許
J-GLOBAL ID:200903060348882382
平版印刷版用支持体の製造方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-271056
公開番号(公開出願番号):特開平6-092052
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 保水性及び感光層との密着性を改良した平版印刷版用支持体の製造方法を提供する。【構成】 0.3mm厚のアルミニウム板1を10%NaOH水溶液中に浸漬、次いで25%H2SO4水溶液で中和した。更にこのアルミニウム板1の表面をブラシ研磨し、20%NaOH水溶液を用いて、Alの溶解量が10g/m2となるようにエッチングした。このようにして処理したアルミニウム板1をパルス通電によって電解粗面化した。更に続いて1%NaOH水溶液を用いてAlの溶解量が1g/m2になるようにアルカリエッチングし、10%H2SO4水溶液に浸漬してデスマット処理した後、同じく10%H2SO4水溶液中で陽極酸化処理を行って、2.5g/m2 の酸化皮膜を設けた。このようにして作製した支持体を2.5%珪酸ソーダ水溶液に浸漬して親水化処理を行い、平版印刷版用支持体を製造した。
請求項(抜粋):
平版印刷版用支持体であるアルミニウム板の粗面化において、アルミニウム板の表面を、機械的に粗面化する工程と、次に0.5乃至30g/m2の範囲で化学的にエッチングする工程と、更に酸性電解液中において、10乃至100A/dm2 の陽極時電流密度、200乃至600クーロン/dm2 の陽極時電気量となる様なパルス通電で電解粗面化を行う工程と、その後塩基によって0.1乃至10g/m2の範囲で化学的にエッチングを行う工程と、最後に陽極酸化被膜を形成させる工程とを含有することを特徴とする平版印刷版用支持体の製造方法。
IPC (2件):
引用特許:
前のページに戻る