特許
J-GLOBAL ID:200903060350665631

自動引込針式注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 晴男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-501770
公開番号(公開出願番号):特表2002-503127
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】自動引込針式注射器は、注射針を支持するボデー(1)と、ピストン(4)と、ボデー(1)を囲むシース(5)と、シース(5)とボデー(1)との間に設けたバネ(6)と、シース(5)に対して第1方向へボデー(1)をブロックする第1位置を決定するためボデー(1)と当接状態で共働する可撓性ツメ(7)とを含む。注射器は、第1ブロック位置におけるシース(5)とボデー(1)との間の圧縮位置および第2ブロック位置における緩和位置において上記ボデー(1)のまわりに設置された環状クリップ(9)を含み、環状クリップ(9)は、第2ブロック位置ではシース(5)内でボデー(1)を第1方向とは逆方向へブロックするためシース(5)の内部寸法よりも大きい寸法の外形を有する少なくとも1つの部分(9a)を有する。
請求項(抜粋):
注射針支持手段(3)を一端(2)に担持するボデー(1)と、上記ボデー(1)内を可動なピストン(4)と、上記ボデー(1)が内部を摺動できるシース(5)と、シース(5)とボデー(1)との間に設けたバネ(6)と、シース(5)に対して第1方向へボデー(1)をブロックする第1位置を決定するためボデー(1)と当接状態で共働する少なくとも1つの可撓性ツメ(7)と、第2ブロック位置においてシース(5)内にボデー(1)をブロックするブロック手段とを含み、上記第1位置では、バネ(6)は圧縮され、針(8)はシースから引出され、上記第2位置では、バネ(6)は、少なくとも部分的に放圧され、針(8)は、シース(5)内に再び導入され、第1位置から第2位置への移行は、実質的にピストン(4)の運動終了時にボデー(1)の上記部分(18)からツメ(7)を解放し、かくして、バネ(6)の作用下で、第2位置においてブロックされるまでシース(5)内へのボデー(1)の後退を誘起するためのピストン(4)と上記可撓性ツメ(7)との共働によって行われる形式の自動引込針式注射器において、ブロック手段が、上記第1ブロック位置におけるシース(5)とボデー(1)との間の圧縮位置および上記第2ブロック位置における放圧位置において上記ボデー(1)のまわりに設置された環状クリップ(9)を含み、シース(5)が、一端に、スリーブ(11)を形成する部分を含み、環状クリップ(9)が、上記第1方向へシース(5)内にボデー(1)をブロックするため上記第2ブロック位置において環状クリップ(9)と当接状態で共働するよう、上記第2ブロック位置ではシースの上記端部とスリーブ(11)の形成部分の少なくとも1つのショルダ(12)との間にスリーブ(11)の形成部分の内部に受容された少なくとも1つの部分(9a)を有することを特徴とする注射器。

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