特許
J-GLOBAL ID:200903060350977765

ビデオカメラ用収音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-063052
公開番号(公開出願番号):特開平6-253387
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 雑音環境の変化に応じてSN比の高い収音を行うことができるビデオカメラ用収音装置を提供すること。【構成】 参照マイクロホン13を音声収音用の主マイクロホン12とビデオカメラの筐体壁11aに関して対称な位置に配置する。参照マイクロホン13の出力をFIRフィルタ17に入力し、この出力を主マイクロホン12の出力より減算する。推定回路19は参照マイクロホン13と減算器18の信号を入力し、参照マイクロホン13から主マイクロホン12に至る音響的な伝達系のインパルス応答を学習同定法のアルゴリズムに従って逐次推定し、判定回路16の制御信号の出力時にFIRフィルタのタップ係数を修正する。こうすると筐体内の機構系の配置に影響を与えることなく、参照マイクロホン13が設置でき、耐雑音性に優れたビデオカメラが実現できる。
請求項(抜粋):
ビデオカメラ筐体の一部に取付けられ、被写体に係わる音声を収音する主マイクロホンと、前記主マイクロホンとビデオカメラ筐体壁を挟んで対称な位置に取付けられ、ビデオカメラ自身の振動と雑音を収音する参照マイクロホンと、前記参照マイクロホンの信号をデジタル変換した信号を入力するデジタルフィルタと、前記主マイクロホンの出力より前記デジタルフィルタの出力を減算する減算器と、前記参照マイクロホンの信号と前記減算器の信号を入力し、前記参照マイクロホンから前記主マイクロホンに至る音響的な伝達系のインパルス応答を、前記減算器の出力する雑音信号が最小となるよう逐次推定し、前記デジタルフィルタのタップ係数を修正する推定回路と、前記参照マイクロホンの出力パワーに対する前記主マイクロホンの出力パワーの比よりビデオカメラ筐体の外部からの音声信号の有無を判定し、音声信号が入力されている時間内では前記デジタルフィルタのタップ係数を固定する判定回路と、を具備することを特徴とするビデオカメラ用収音装置。
IPC (5件):
H04R 3/00 320 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00 ,  H04N 5/225 ,  H04R 1/40 320

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