特許
J-GLOBAL ID:200903060352317800

トンネル用防水シートおよびトンネル用防水シート展張方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267778
公開番号(公開出願番号):特開平7-102894
出願日: 1993年10月01日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 地山より滲出した地下水をトンネル内の両側溝に導き水滴をトンネル内空間中へ落下させないように、トンネル内の表面に沿って展張するためのトンネル用防水シートと該トンネル用防水シートをトンネル内表面に沿って展張する方法を供する点にある。【構成】 トンネル掘削孔の地山に形成された一次コンクリート3の壁面に、通水緩衝材4を当接し、該通水緩衝材4のトンネル空間側表面と一体の固定シート5および該通水緩衝材4を貫通したコンクリート釘6を一次コンクリート3に打込んで、通水緩衝材4と固定シート5とを一次コンクリート3に固着し、固定シート5と同材質の止水シート7を通水緩衝材4および固定シート5に重ね、固定シート5と止水シート7との接触部分が止水シート7で隠されないように、止水シート7を折返した状態で、固定シート5と止水シート7との接触部分を熱風、またはコテ等で局部的に加熱して溶着することにより、止水シート7を展張する。
請求項(抜粋):
トンネルの地山または一次コンクリートの表面に釘等の碇着手段によって固着された通水緩衝材のトンネル空間側表面に止水シートを取付けてなるトンネル用防水シートにおいて、該止水シートは熱可塑性材料よりなり、前記通水緩衝材のトンネル空間側表面に、トンネル周方向に指向した細長い熱可塑性固定シートが一体に固着され、該熱可塑性止水シートは前記熱可塑性固定シートに一体に溶着されたことを特徴とするトンネル用防水シート。

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