特許
J-GLOBAL ID:200903060352962838

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-025539
公開番号(公開出願番号):特開2000-225816
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 カーカスプライの端部からの故障発生を防止し、ビード部の耐久性を向上することのできる空気入りタイヤを提供すること。【解決手段】 ビードコア12からプライ端Pまでのカーカスプライ16、即ち、リムフランジ18のタイヤ径方向外側端18Aを通る直線Kよりもタイヤ径方向外側部分に配置されるプライ端Pを有する折返部16Bをタイヤ回転軸に沿った断面内で屈曲させ、カーカスプライ16の実長さを確保することにより、スチールコードに作用する張力をビードコア12周辺からカーカスプライ16のプライ端Pにかけて隣接するゴムとの間の相互作用を通じて逐次緩和し、プライ端Pの径方向歪の低減を図ることができる。また、プライ端Pを径方向内側に位置させることで、負荷走行時のタイヤ周方向剪断歪の低減を図ることができる。これによってプライ端Pからの故障(セパレーション)を防止することができる。
請求項(抜粋):
一方のビードコアから他方のビードコアへ延在する本体部と、前記本体部に連続して設けられビードコア回りにタイヤ内側から外側に折り返した折返部とを有し、互いに平行に並べられた複数本のコードからなる少なくとも1枚のプライからなるカーカスを備えた空気入りタイヤであって、タイヤ回転軸に沿った断面で見たときに、リムフランジのタイヤ径方向外側端を通る直線Kよりもタイヤ径方向外側に配置されるプライ端を有する折返部は、少なくとも1箇所以上の屈曲部を有し、前記プライ端をP、前記プライと前記直線Kとの交点をQとしたときに、前記プライ端Pと前記交点Qとを結ぶ直線の長さに対して、前記プライ端Pと前記交点Qとの間の前記プライの実長さを1.3倍以上としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 15/00 ,  B60C 9/08 ,  B60C 15/06
FI (3件):
B60C 15/00 E ,  B60C 9/08 E ,  B60C 15/06 B

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