特許
J-GLOBAL ID:200903060355827672
空気調和設備
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-060513
公開番号(公開出願番号):特開平6-272946
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】主要な目的は、可変風量装置を備えたものにおいて、大きな風量変化に速やかに追従し、かつ異常騒音や共振等を伴わないようにすることにある。【構成】空気調和機のインバータに制御出力を送る送風容量制御装置は、ある時点における全ての可変風量装置の要求風量の総和が前回の要求風量の総和に対してどの程度変化したかその変化の程度を求めるとともに、上記変化の程度が一定の基準値に収まっている場合には、少なくとも1台の可変風量装置の絞り弁の位置が実質的に最小圧力損失に近い状態で要求風量と実通過風量が等しくなるように空気調和機への制御出力を1ステップずつ段階的に変更してゆくフローティング制御を実行する。また、上記変化の程度が一定の基準値を越えた場合には、直ちに制御出力値をその風量差に相当するだけ変更し、空気調和機による送風容量変更をおおむね完了させたのちに、フローティング制御に移行させる。
請求項(抜粋):
送風容量制御装置によって運転が制御される1台の空気調和機を用いて送風ダクトおよび複数の分岐ダクトを経て複数の空調ゾーンへの給気を行う空気調和設備において、上記分岐ダクトにそれぞれ可変風量装置が配設されており、各可変風量装置は風量検出器と、絞り弁と、絞り弁の開度を検出する開度検出手段と、絞り弁を駆動するアクチュエータと、空調ゾーンの要求風量に応じて上記絞り弁の開度を制御する制御部とを備えており、上記送風容量制御装置は、ある時点における全ての可変風量装置の要求風量の総和ΣQ1 が前回の時点での全ての可変風量装置の要求風量の総和ΣQ0 に対してどの程度変化したかその変化の程度を求めるとともに、上記変化の程度が一定の基準値以下に収まっている場合には、少なくとも1台の可変風量装置の絞り弁の位置が実質的に最小圧力損失に近い状態で要求風量と実通過風量が等しくなるかあるいは絞り弁の位置が最大開口状態から許容絞り範囲に収まるように上記空気調和機への制御出力を1ステップずつ段階的にかつ比較的ゆっくりと変更してゆくフローティング制御を実行し、しかも上記送風容量制御装置は、上記変化の程度が一定の基準値を越えた場合には、前回の要求風量の総和ΣQ0 に対する新たな要求風量の総和ΣQ1 の増減分に応じた変化量となるように制御出力を変更して上記空気調和機による送風容量変更を速やかに完了させたのちに、前記フローティング制御に移行させることを特徴とする空気調和設備。
引用特許:
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