特許
J-GLOBAL ID:200903060364037846

車両用自動変速機の変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087504
公開番号(公開出願番号):特開平6-011029
出願日: 1993年04月14日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 高速側変速段を確立させていた第1摩擦係合手段の係合を解除しながら、低速側変速段を確立させる第2摩擦係合手段を係合させて、タービン回転速度Ntを低速段同期回転速度Ntjに向けて増加させる、車両用自動変速機の変速制御方法において、クラッチのつかみ換え操作を円滑に行い、変速ショックの低減を図る。【構成】 第1摩擦係合手段の油圧解放時間T0’、第2摩擦係合手段のがた詰め時間Tfとを求め、これら油圧解放時間T0’及びがた詰め時間Tfとに基づき、第1摩擦係合手段の油圧解放操作の開始時点(h時点)と、第2摩擦係合手段のがた詰め操作の開始時点(a時点)とを調整し、これらの油圧解放操作及びがた詰め操作を、b時点において同時に完了させる。
請求項(抜粋):
第1摩擦係合手段の作動油圧を解放して係合を解除する一方、第2摩擦係合手段に作動油圧を供給して係合させ、入力軸の回転速度を変速後の同期回転速度に向けて変化させる車両用自動変速機の変速制御方法において、第1摩擦係合手段の作動油圧解放開始からトルク容量が実質的に0になるまでの油圧解放時間と、第2摩擦係合手段の作動油圧供給開始からトルク容量が実質的に発生する直前までの油圧供給時間とを求め、これら油圧解放時間と油圧供給時間に基づき、第1摩擦係合手段の作動油圧の解放開始時点及び第2摩擦係合手段の作動油圧の供給開始時点を調整し、油圧解放時間及び油圧供給時間の終期を一致させることを特徴とする車両用自動変速機の変速制御方法。

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