特許
J-GLOBAL ID:200903060367568303

導電性複合繊維

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119721
公開番号(公開出願番号):特開平9-279416
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 製造工程での金属との摩耗が少なく、成分間の剥離がなく、優れた導電性能を有する導電性複合繊維の提供。【解決手段】 非導電性成分(A) が導電性成分(B) を複数個に分割した形状の横断面を有し、分割された各導電性成分(B) は繊維表面より繊維内部方向にわたって配置されており、複合繊維の横断面における各導電性成分(B) の繊維表面の中心をM、複合繊維の重心をG、非導電性成分(A) と導電性成分(B) との2成分の境界線上で繊維表面に接する点をP、Q、点MとGを結ぶ線分MGと2成分の境界線との交点をR、線分MGに垂直な線分で2成分の境界線上の2点を結ぶ線分のうち、最も長い線分をXYとするとき、各点を結ぶ線分XY、PQ、MR、RGが下記に示される条件を満足し、各導電性成分(B) を合わせた全導電性成分(B) の繊維表面における露出面積比率は5〜20%。1.2 ≦XY/PQ≦1.51.5 ≦MR/XY≦3.02.5 ≦MR/RG≦4.0
請求項(抜粋):
繊維形成性ポリマーからなる非導電性成分(A) と、熱可塑性ポリマーと導電性粒子からなる比抵抗が107 Ω・cm未満の導電性成分(B) との複合繊維において、非導電性成分(A) が導電性成分(B) を複数個に分割した形状の横断面を有し、分割された各導電性成分(B) は繊維表面より繊維内部方向にわたって配置されており、複合繊維の横断面における各導電性成分(B) の繊維表面の中心をM、複合繊維の重心をG、非導電性成分(A) と導電性成分(B) との2成分の境界線上で繊維表面に接する点をP、Q、点MとGを結ぶ線分MGと2成分の境界線との交点をR、線分MGに垂直な線分で2成分の境界線上の2点を結ぶ線分のうち、最も長い線分をXYとするとき、各点を結ぶ線分XY、PQ、MR、RGが下記に示される条件を満足し、かつ、各導電性成分(B) を合わせた全導電性成分(B) の繊維表面における露出面積比率が5〜20%であることを特徴とする導電性複合繊維。1.2 ≦XY/PQ≦1.51.5 ≦MR/XY≦3.02.5 ≦MR/RG≦4.0

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